子供たちにそれぞれ証券口座を作りました。
理由としては、お金を増やすには節約だけではなくて、投資したり、事業に使う事で育っていく感覚を知ってほしいのと、増やしたお金を大学の学費に当てたいからです。
ということで、私がメインで利用している証券会社で子供たち用の証券口座を開設申請しました。
証券口座を開設出来たらジュニアNISAを作る予定です。ジュニアNISAは非課税だし、18歳までは自由に出し入れできないので、貯金代わりにちょうどよいかと思いました。
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ほったらかしでも大学の費用が捻出できる!
ジュニアNISAの最大年間投資額は80万円。
そして株の成長率は一般的に7%といわれています。
(ちなみに、2020年の日経平均のリターンは13%、アメリカは19%くらいでした。)
子供が生まれてから80万円だけ投資して、18歳になるまでほおっておくだけで、こうなります。

80万円だけ入れたはずのお金が、約260万円に増えます。
国公立大学の学費は4年で250万円ほどといわれています。
その費用が80万円入れて18年置いておけば、まるっとNISAで補えることになります。
※通常の株式投資の利益は20%の税金がとられるので、180万円分の利益から36万円引かれてしまうのですが、NISAなので非課税で利益がもらえます。
ジュニアNISAについての詳細は金融庁サイトから引っ張ってきた表をこの記事の下にはったので確認してみてください。
もしかしたらアメリカや日本が衰退して、こんなうまくいかないこともあるかもしれませんが、そうなったら現金も同様に価値がなくなってしまいますし、大学どころではありませんね(*_*;
子供用の証券口座でおすすめなのは、インデックスファンドだと思う。
アクティブファンドよりインデックスファンドを購入しようとおもいます。理由については『敗者のゲーム』あたりを読むと分かるかと思いますが、人間が感情的に取引をするアクティブファンドより指数に従って構成されるインデックスファンドのほうがリスクが低く、売買手数料もかからないので結果的にリターンも高いからです。
具体的な商品としてはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)オールカントリーとか、先進国インデックス、VOOあたりの、出来るだけ信託報酬が少ないものを選ぶ予定です。
信託報酬とは投資会社に支払う手数料のもので、アメリカの有名なバンガード社のものですと0.01%と激安で利用できます。皆さんも選ぶ際に気を付けてください。
証券口座にお金を入れたら忘れておく

10年間で株で勝っている人がどんな人か運用会社が調べてランキングにしたものがありまして、それがこちら。
1位 亡くなっている人
2位 運用しているのを忘れている人
死んでしまって持ち主の居ない株口座が一番成績がいいとは皮肉なことです。
お金を投資しておいたら、日々の値動きには気を払わず、株を持っていることを忘れて、長期で寝かせておくのが一番です。
これは、先ほどのアクティブファンドと、インデックスファンドに通じる話になりますが、下手にやりくりをしないほうがむしろパフォーマンスがよい、という事にもなります。
俗にいう気絶投資法というやつです。

証券口座はマネックスが一番使いやすくて安心でした
なんでマネックス証券で作ったのかというと子供の口座は親が株式口座を持っている証券会社からしか開設できないのですが、それ以外にもこんな理由から選びました。
- マネックス証券は海外へ行っても口座を閉じなくてよい
- 海外へ行っても株を持ち続けることが出来るから
- SBIは最近顧客の資金が流出するなどの事件があり信用が出来なかったから
この3つの理由から子供たちの口座もマネックス証券で作ることにしました。あとは単純に使いやすい。パッと見てどこに何がわかるのって普段使いしないものだとより重要と思いました。
この辺は個人的な感覚になるので、信頼できる証券会社であれば好きな証券口座でよいと思います。
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAの概要 : 金融庁 (fsa.go.jp)の公式サイトより引用
利用できる方 | 日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在) |
非課税対象 | 株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 新規投資額で毎年80万円が上限(*1) |
非課税期間 | 最長5年間(*2)ロールオーバーというもの行うことによって18歳まで継続して保有することが出来ます。 |
投資可能期間 | 2016年~2023年(*3) |
運用管理者 | 口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)(*4) |
払出し | 18歳までは払出し制限あり。(*5) |
1. *1 …未使用分があっても翌年以降への繰り越しはできません。
2. *2 …期間終了後、新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。
3. *3 …2023年12月末以降、当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、一定の金額までは20歳になるまで引き続き非課税で保有できます。
4. *4 …金融機関によって異なる場合がありますので、口座を開設される金融機関にお問い合わせください。
5. *5 …3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができません。ただし、災害等やむを得ない場合には、非課税での払出しが可能です。