駐在妻の皆さん、お小遣いってもらっていますか?
今回は、海外生活で支出があいまいな時こそお小遣いをもらった方が節約にも良い影響を与えるのではないか?という駐在妻のお小遣い事情について考えてみました。
仕事が出来ないから、お金をもらって生活をするのに負い目がある。という駐在妻さんにも是非読んで欲しいです!
Contents
どんぶり勘定の恐怖。お小遣いが必要だと思う根拠
一年に自分のために使った支出、預金額、ざっくりとでもいいので具体的な数字を今すぐ言えますか?
皆目見当もつかない家庭は、多少経済的に余裕がある世帯に多いそうです。借金が無くなんとなく家計が回ってしまっているので、安心しているのだそう。
支出の実態が見えていないのは非常に恐ろしい事です。
投資するにしても、収入が低い企業よりも、支出の実態が見えていない企業の方が怖くないですか?
どんぶり勘定の恐ろしさは、お金を使うときの判断基準となる『ものさし』を持てないことです。
例えば…
というときに、何を基準に判断していますか?
と、明確な基準がないまま、判断を下してしまっているのではないでしょうか。
「なんとなく」の支出は、間違った支出です。間違った支出を続けたツケは、将来の子供の教育費や、自分の老後に回ってくるかもしれません。
特に海外駐在中は、外貨と円貨の両方で支出があり、実態が把握しづらくなってしまいます。
お小遣いを予算として考える
そこで必要になってくるのが、『お小遣い』です。お小遣い、と聞くと、働いていないのにお金を貰う気がしてなんだか申し訳ない…という方も多いと思います。
ですが、お小遣いを『予算』と考えてみてはどうでしょう?
さきほどの『ものさし』の話のように、物事の判断基準の指標になるのです。
と、こういう風に考えられるようになりますし、どんぶり勘定をして無駄な支出を増やすことも防げます。
お小遣いがあることで、気持ちよくお金を使えるようになる。
海外駐在中にお金が稼げないから、ご主人に対して負い目を感じて、自分にお金を使うのをためらってしまう…
お昼ご飯は納豆ご飯・食パン一枚だけだ…
という、セルフネグレクトのような状態に陥ってしまう駐在妻さんも少なくありません。
そういう方にこそお小遣い制度を取り入れてほしいです。どんぶり勘定のままでは、お金にまつわる不安やストレスから解放される日はありません。
どんぶり勘定をやめると、気持ちよくお金が使えるようになります。同時に、支出を我慢するときもストレスが無くなります。
すでに取り入れている方で不安に感じているなら、一度家計の収入と支出(教育費、住居費、生活費)を見つめなおしましょう。そして一生でどれくらいのお金が必要になるのか考えてみましょう。
将来これくらいの支出が予想されるから、今はこれだけ使っても大丈夫、という金額のラインが見えてくると思います。
お金を使うにせよ、がまんするにせよ、それが自分と家族の夢につながっています。なんとなくの不安から自分と家族を解放してあげましょう。
駐在妻のお小遣いはいくら?・我が家の場合
世の駐在妻さんはいかほどお小遣いをもらっているのでしょうか。正確なデータはありませんが、一般専業主婦のお小遣いは大体10,000円~15,000円だそうです。
日本とかわりがない物価の国であれば、これくらいの生活費であれば十分なはずなのでしょう。
我が家は夫婦ともにお小遣い制にしています。
私は毎月1万円を貰っています。使い道はkindleで読む本の購入に充てたり、カフェに行ったときのコーヒー代、友達とのランチに使ったりしています。
ですが、毎月1万円だと、たまに厳しいなぁと思うことも正直あります。美容院へ3か月に一回、ランチは2週間に一回、くらいの生活しかできません。いや、それで十分なんですが…
というわけで、私は別の所得を得る仕組みを利用しています。こちらに紹介した方法で、私は大体お小遣い+年間で20万円の副収入を得ています。


駐在妻のお小遣い管理について、参考文献
今回参考にした書籍はこちら。『正しい家計管理』の著者の続編、『老後のお金について』です。障害黒字会計でいるために、30代、40代のころから家計管理をしましょう。という本で、生涯の収支をざっくり見直すのに役立ちました。
今度ここに書かれていた家計簿の考え方についても当サイトで紹介したいです。海外生活でもとても役立ちそうなアイディアでした。