海外に移住するにあたって事前にクレジットカード関連の本を参考にしたり、口コミを調べてから、日本に居る間にいくつか解約してきたカード、新しく用意した3種類のクレジットカードがあります。
実際にインドネシアで生活してみてどれが一番使えたカードか?!
海外赴任に伴い一年海外で生活してみて実際に使ってみた感想を紹介しようと思います。
実際に私がインドネシアで使っている日本のクレジットカードはこちら。

左から順に
- JCBのプロパーカード W Lカード
- セディナカード(Mastercard)
- エポスカード(Visa)
です。それぞれのカードのメリット・デメリット、海外に移住前、どう言うカードを作っていくべきなのかライフスタイルに合わせた選び方をご紹介します。
海外赴任前にクレジットカードの発行を検討している方は参考にしてみてください!
Contents
海外で活躍するクレジットカード、赴任先と自分のライフスタイルに合わせて考えよう!
クレジットカードと一口に行っても、いろんな種類のカードが出ていて何が何だかわかりませんよね。まずは少しだけ、クレジットカードの種類と、確認すべきことの説明をします。
- クレジットカードの使える地域/強みのあるエリアかどうか?
- カードを利用してたまったポイントの利用先
- 海外での保障サービスがあるかどうか?
カード会社の国別シェアを確認しよう。
まず気にかけていただきたいのが、赴任される国・旅行される国でどのカード会社が主流なのかということです。現在VISAが世界のシェア率が一番高く、ついでmastercardとなっています。アジアはJCBや、中国の銀嶺カードが強いです。
欧米で使えるAmerican ExpressやDinersは高級カードの代名詞で、特別なサービスがあるカードも。
世界で通用 | VISA・mastercard |
アジア圏で強い | JCB・銀嶺カード |
欧米圏で強い | American Express・Diners |
ポイント還元の利用先を確認しよう。
気になるクレジットカードを使って溜まったポイントシステム。有効期限のあるもの、特定の場所にしか使えないものは要チェックです!
たまったポイントの利用先も考えておきましょう。例えば楽天で買い物を良くするなら楽天ポイントがたまりやすく使いやすい楽天との提携カードが良いですし、ヤフーをよく利用するならTポイントがたまりやすい提携カードが良いでしょう。
カード付帯の保険
そして一般カードには付帯保険が無いことも多いですが、下記に紹介する無料で作れる一般カード、JCBカードにはショッピング保険と海外旅行傷害保険、EPOSカードには海外旅行傷害保険が付与されています。
ヤマダ電機やビックカメラなど、家電系の会社との提携カードは家電保証サービスが付いていることもあります!
ショッピング保険とは
クレジットカードで支払ったものが、もし盗難や紛失、破損などのトラブルに見舞われた場合に、その金額が保証されるのが「ショッピングガード保険」です。
東南アジアでは最強!ポイント還元率も高いJCBカード
今私が使っているのは、JCBのプロパーカード W Lカード。
プロパーカードというのは、カード会社が独自に発行するカードです。サービスは汎用性が高いものが多く、オールラウンドに使えます。プロパーカードの反対に、提携カードというものがあります。
提携カードは、例えばJCBとANAと提携して支払いをするとポイントでマイレージが溜まるJCBカードなど。連携企業での還元率アップなど企業関連サービスに特化している一方で、連携企業以外での利用は還元率が低いことが多い。
JCBカードを持っていると東南アジアでは飲食店やスーパーの割引を受けられることが多く、インドネシアのジャカルタやバリでもレストランのお会計から10%~割引をしてもらうことが出来ます。
例えばジャカルタでは、日本料理レストランだけではなくアルゼンチン料理のお店やメルボルンから来たタイ料理のお店などのお洒落で美味しいお店も10%オフを実施していました。
なので主人から、出国の準備をしているときに
と言われていました。
JCBのカードは日系スーパー(パパイヤ)やレストランで値引きされるので日常で利用することが多く、カードを利用してたまったポイントはAmazonで買い物に利用できました。
ということで、こちらのカードは東南アジアで生活する我が家のメインカードとなっています。
デメリットとしては、東南アジア以外の国では使えないことが多いというところでしょうか。
JCB以外なら高還元率のリクルートかREXがおススメ
日本国内にいれば、コンビニや交通機関系など自分が良く使う場所でポイント率が高い提携カードを持っているべきだが、海外では提携店を利用する機会が無いので常時ポイント還元率の高いクレジットカードがお勧めです。
もしJCBのプロパーカード以外で海外利用での高還元のカードを狙いたいのであればリクルートカードかREXカードがおすすめです。
年会費無料の上、ショッピング保険、国内外傷害保険がつく。何処で使っても1.2%の還元率。ブランドはVisa,master,JCBから選ぶことが出来るので、既にJCBのカードを持っているけど他のカード会社のものが欲しい。というかたのセカンドカードにもおすすめ。さらに、リクルート系の『じゃらん』『ポンパレモール』などで利用するとより還元率もアップします。
また、REXカードも常時1.25%の還元率。ブランドはVisa,master,年会費無料の上、国内外傷害保険がつく。さらにJACCSモールの利用でさらに0.5~12%が上乗せされたポイントが付く。
キャッシングに特化した最強カード:セディナカード
銀行で両替するよりATMからキャッシングしたほうが、手数料が低くレートも良いということは海外に行く方なら既にご存知かと思います。
数あるクレジットカードの中でもセディナカードは海外でのキャッシング手数料がかからないお得なクレジットカードで有名です。
デビットカードやプリペイドカードで海外ATMから両替をすると、某カード会社では下記のような手数料が採られます。ですが、セディナのクレジットカードはそのふたつが無料になります。
某プリペイドカード | セディナクレジット | |
海外サービス手数料 | 4% | 無 |
海外ATM手数料 | 200円 | 無 |
クレジットカードのデメリットとしては、キャッシングした場合に最大一か月の利息がかかるのですが(0.05%1日にかかります。それでも銀行で両替するよりは安い手数料ですが)セディナカードはネットから利息分を繰り上げ返済できるので、電話が出来ない海外在住者の強い味方!
そしてVisa,Mastercard,JCBのなかでは一番実勢レートが良いMastercardを選択したのでキャッシングに特化した最強カードを作りました。
現地給与を貰っているのにどうしてキャッシングが必要なのか?
我が家はルピアではなくドル建ての給与を貰っているので、対ルピアで円とドル、どちらかレートの良い方を選んでルピ転しています。
現地の給与をルピアでもらっている方はわざわざ作らずともOKです。
海外旅行やラウンジが利用できる、EPOSゴールドカード
一般カード・ゴールドカード・プラチナカードの違いは、
- 一般=年会費無料、空港ラウンジは基本的に利用不可
- ゴールド以上=年会費は一万円程、空港ラウンジが利用できる
って言うところが味噌だと思うんですが、エポスカードゴールドは通常のエポスカードを利用していると一定金額を超えたあたりでゴールドカードへ無料の招待が来ます。しかも、ゴールドは初年度50万円以上エポスカードを利用すると、翌年以降、年会費が永年無料に!
なので私も年会費を支払わずにゴールド会員にグレードアップできて、永年、無料で空港の国内・海外のラウンジが利用できることになりました。
海外傷害保険も1,000万円まで自動で付与されるので、海外と日本を良く行き来される方は持っていても損はないカードだと思います。

海外駐在前に解約したカードはこんなカード
主人は日本の某交通機関との提携カードを解約。年会費がかかるし、日本に居ないので利用機会が少なくなり辞めたそうです。
わたしは楽天銀行のカードを解約しました。海外にいても楽天で何かを注文することはあるし、年会費もかからないし、理由は特にないんですが、沢山カードをもっているのがなんとなく不安、だったので解約しておきました。
インドネシアルピアを日本円へ戻す方法と、安全かつ良いレートで両替する方法