住所の無い私が海外から保活(保育園探し)をする場合の選択肢は、認可外保育施設(無認可保育園)になります。そんな私が確実に日本に帰ってからの保育園を探すシリーズ第2弾。
幼児教育・保育の無償化 が令和元年10月からスタートしました。
認可外保育園でも月額3万7000円の補助が出る、ということで、補助を貰える条件や、補助の対象になる保育施設について東京都23区内のとある区役所で伺ってきました。
区によっては10万円近く補助金が貰える場所もあり、ビックリ!
保育園探し①についてはこちらのページから。
保育園選びの選定シートもDL出来るので利用してみてください。

幼児教育・保育の無償化ってどんな制度?
まず基本的な幼児教育・保育の無償化についてですが、対象になるのは3歳~5歳の子供です。
親が就労している家庭の子供は下記の通りの補助が出ます。
- 幼稚園、認可保育園、認定こども園は無償。(幼稚園は月額2万8500円まで)
- 幼稚園の預かり保育は上記に加えて月額1万1300円まで無償
- 認可外保育施設、一時預かり事業(ベビーシッターなど)は月額3万7000円まで無償
両親がどちらか働いていない場合でも、幼稚園、認定こども園は無償(幼稚園は月額2万8500円まで)となります。
我が家は、このうちの②認可外保育施設の利用を希望しています。
なぜなら①の認可保育園は住所がすでにあることが前提の保育園なので、海外に住民票を置いている私たちは申し込むことが出来ないからです。
ですが、幼児教育無償化に伴う、補助対象の認可外保育園についての情報が区のHPをみてもいまいちよくわからないので、直接某S区の窓口で聞いてきまいた。
認可外保育園で助成がでる対象施設の確認方法
認証保育園、保育ママなどがこれに該当します。
の交付を受けている施設で、区の確認を受けている施設は補助が出ます。ただ、監査の結果を受けて証明が取り消されたりすることがあるので、認証保育園の方がやはり確実です。
もしくは、園側が結果を知っていると思うので、園に対象になっているのかどうかを直接聞いてみるのがよいかと思います。
ということで実際にサイトへ行って確認してみました。認可外保育園施設一覧(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hoiku/ninkagai/babyichiran_koukai.html)
のエクセルを開くと、たしかに証明書の欄があり、「有」と書かれた幼稚園がいくつか見られます。

ここで「有」と書かれた保育園は認可外保育園でも補助金をもらうことが出来る保育園だそうです。
補助金は国からは3万7000円だけど、区からの上乗せあり。港区は10万円近く貰える?!
補助金についてきいてみたところ、S区は課税対象額によって最大37,000円の補助が出ます、ということでした。
それに加え、ひとり親世帯などハンディキャップを持った世帯には上乗せで補助が出ることもある、ということでした。(具体的にはまだ決まっていないようで教えていただけませんでした。)
ですが、S区以外の補助について調べてみたところ、港区は3~5歳児の家庭は所得に関係なく、助成金額 97,000 円がでるようです。
(内訳は施設利用給付費(国制度) 37,000 円区独自助成 60,000 円)
港区公式サイト「令和元年度(10月~3月分)認可外保育施設(証明書交付あり)保育料助成制度について」よりhttps://www.city.minato.tokyo.jp/hoikusien/ninkagai_syoumeisyoari.html
なんと、10万円近く…!!??
その他、千代田区など子供が少ない地区は補助が手厚い傾向にあるようです。
まだきちんと整備されていないようで、10月に伺った時は区役所のかたもちょっと戸惑い気味に返事を下さいましたが、区によってはこのように大金を補助してくれるようです。
そのぶん家賃も高くなりそうですが、10万円の補助があれば、子供が多ければ家賃分相殺できそうです。
国からの補助金以外にも区から補助金がもらえる、という点を頭に置いて、保育園を探す場所を決めても良いかもしれません。