世界の駐妻さん、第二弾!今回はワシントンD.Cにお住いの駐在妻さんにインタビューをさせていただきました。
アメリカでの生活についてはもちろん、
- 海外での出産体験
- 英語と日本語のバイリンガル育児と子育て、
- 英語圏で生活していれば英語力は上がるのか?
という気になるトピックについて聞きました。
これからアメリカに駐在される方はもちろん、海外の生活に興味がある方もぜひ読んでみてください。
Contents
アメリカのワシントンDCってどんな場所?

アメリカの首都。メリーランド州とバージニア州に挟まれた、度の州にも属さない連邦政府の直轄地。DC中心部はコロンビア特別区といい、ここに住んでいる人たちは、ここのことを「ワシントン」ではなくて「DC」と表現してます。(ワシントン州と区別するため。)
なので日本人向けの掲示板とかブログとかも「DC」「ワシントンDC」「ワシントンD.C.」って感じの表記になってるそうです。
有名なホワイトハウスもここにあり、政治的機能を集めた計画都市で日本人以外にも世界中から駐在員が集まる場所です。
DC中心部はコロンビア特別区といって、駐在員家庭でも、まだとても小さいお子さんがいる家庭や、夫婦2人家庭、独身家庭などがお住まいです。
子供のいる家庭の多くは、学校の評判と家賃を勘案してワシントン近郊のバージニア州とメリーランド州のどちらかに住むとのこと。
(ジャカルタとほぼ同じような住みわけですね)
アメリカ帯同歴3年目、
1人目を日本で出産したあとアメリカに転勤になり、2人目はアメリカで出産。
0歳児を育てながらアメリカで家族4人で暮らしている。
アメリカはどんなところですか?治安は?

子供をプリスクールに送っていくのも、買い物も、近くの公園に行くにも車を運転しています。
小さな公園にも大きな駐車場が付いているよ。
スーパーも、高価格帯・中価格帯・低価格帯と別れていて、売っている値段も質もぜんぜん違います。
高級スーパーにはオーガニックやグルテンフリーの食材などが売っていて、
子供にアレルギーがあるので助かっているよ。
アメリカも、場所によって違うと思うんですが、そちらの治安はどうですか?
夜歩いていても大丈夫なことが多いよ。でも、この前強盗事件が発生したようなので、残念ながら夜歩いても安全とは言い切れず。。。
アメリカでの出産体験。無痛分娩や、旦那の立ち合いなど。

大体言っていることはなんとなくわかったので、大丈夫だったよ!
それにこっちは無痛分娩だから
めっちゃ楽だった~~!!
私無痛分娩を推進する人たちを応援したい!って思った…
無痛分娩があったからアメリカでの出産を選んだんですか?
いや、そういうわけじゃないんだ。
主人に立ち会ってもらえるし、主人に下の子も出産・入院中は見ていてもらえるし、それに日本に里帰りするのも大変じゃない?
アメリカの出産って、勝手なイメージなんですけど、早く退院させられるんですか?
うん、はやいよー。1晩か、2晩で退院できるよ。
はやっ!!!
そんで、病院食は、不味い。
それは早く退院したくなるかも…(*_*;
無痛分娩だと出産費用も高いんですか?
超音波検査は保険によってカバーしてくれたり、してくれなかったりなんだけど、
私が入っていた保険は急にポリシーを変えて、超音波検査の補助が出なくなっちゃって、
一回5万円するのに自費になっちゃったから、病院や保険会社との交渉が必要になることもあります!!
そういうところが日本と違うかな。
あとは、全員に個室があてがわれて、旦那さんも一緒に泊まれるようになっています。
旦那さんが出産に立ち会う、病室に旦那さんが泊まることが前提で、カップルを大事にしてくれている印象です。
急にポリシーを変えるとかあるんですね!5万円自費になるなら受けなかったよって感じですよね…。
産後の疲れているときに、そのやり取りをしなければいけないのはストレスだったでしょうね…
でも病院が全部個室なのは良いですね。
私が一人目を出産した時は、転勤先の親族がいない土地だったので個室を取って主人が泊まれるように個室をとったのに、
看護師さん(?)から『今日もいるんですか・・』と主人が私のいないところで嫌味を言われていました。
でも、赤ちゃんが生まれたばかりの最初の一週間を親である主人が一緒に面倒見るのって当たり前になるべきですよね。
女性だけが孤独に育児をするように、産後からそういう仕組みになっている病院が日本にあるのが悲しいです。
アメリカの子育て&バイリンガル教育やプリスクールの様子を聞いてみた。

上の子さんは今学校へ行っているんですか?アメリカの幼稚園はどうですか?
こっちは学校の期末の面談とかカップル(夫婦)できている人がほとんどだよ。
9時から16時まで預かってくれて、保育料は一か月は10万以上かかるよ!高いでしょ。
子育ては夫婦でするものっていう意識なんですね。
学費は‥ジャカルタのインターナショナル幼稚園と同じくらいです…
人件費は数倍違うのにどうなっているんでしょう?!
うちの子供はアレルギーがあるんだけど、こっちはアレルギーに対する理解が広まっているから、
レストランでもアレルギー対応の料理を作ってくれたり、幼稚園に預けている時も先生がちゃんとアレルギーのある子どものために対応してくれるから助かっているよ。
アレルギーに対する理解が浸透しているし、病院のアレルギー科でも適切なアドバイスをしてもらえるから非常に助かってるよ。
医療が整っている国、羨ましい…
(暫くジャカルタの医療事情に対する私の愚痴が続く)
あとは、英語圏で暮らしているママのテーマになることなんだけど、
どうやって子供に日本語の教育をするかってことが話題になるよ。
子供たちは現地の英語だけの小学校に行っているんだけど、そうすると子供たちは英語しか話さなくなっちゃうんだ。
特に漢字を教えるのが大変だそうで、土曜日は日本語の学校に行かせているんだけど
親も子供が日本語を覚えられるように努力しているよ。
どうして自分だけ土曜日に日本語学校に行かなくちゃいけないのか、
日本語を勉強しなくちゃいけないのか、
子供たちのモチベーションを保つのが大変で悩むみたいだよ。
日本語を勉強する事に疑問を持ったりもするんですね…。
バイリンガル教育って、簡単ではないんですね。
英語圏に住んでいたら英語は上達するのか?

重田さんは住んでみて英語はどうですか?上達しましたか?
いやいや、それが全然、、、単語をぽろっと伝えるくらいしかできなくて!!
理解できない英語を長時間聞いてても話せるようにならないってことが良くわかった!
アメリカ人って、自発的に話さないと、みんながトークを持ってるから、自分が話さなくても間が持っちゃうんだよね。
だれかが話して、バッと笑いが起きて、すぐ次のトピックに行っちゃうんだよね…。
文章で話すのって難しいですよね。喋りながらパズルを組み立てるみたいでこんがらがってきます。
しかも、ネイティブの英会話って1トークにちょっとした笑いを加えるって言いますもんね。
英語圏だからこそ自分が自発的にしゃべる壁が高いんですね…
ワシントンDCの日本人会や駐妻会事情

あとは、アパートに住んでいる日本人世帯と一年に2回くらい集まっているくらいかな。
だから日本人同士の距離はいい意味で遠いです。
子供が小学校に行っているママは小学校で知り合う日本人同士で仲良くなったりするみたいです。
入らなくても暮らしていけます。
駐在妻になる前は、結託してヒエラルキーがある!みたいなイメージを抱いていたのですが、
昔はそうだったかもしれませんが…今はインターネットで情報収集もできるし、
日本人同士でどうしてもつるまなくちゃいけない国は少ないのかもしれませんね。
アメリカの駐妻さん、ストレスや悩みはある?
でも車が無いと、子供も幼稚園にも連れて行ってあげられないし。
あとはやっぱり、英語かな…。
日常生活は遅れているけど、子供の幼稚園のPTAみたいな集まりに行くとホンっと何言ってんのかわかんない。
議事録をペーパーでくれるから、それで何とか理解しているよ。
英語が話せなくても生きていけるんだけど、やっぱり不便だよね…。
アメリカでの子育てや出産、生活についてのインタビューまとめ。
重田さんは同じく海外で子育てをされている方だったので、つい長話してしまいました。
私が産休に入ってから4年お会いしていなかったので色々話せてとても楽しかったです!
このほかにも、重田さんは海外から同じように保活している先輩なのでいろいろな話を聞かせていただきました。
そのお話はまた、機会があれば紹介させていただこうと思います。
それにしても、無痛分娩羨ましいな~~次にもし生むなら絶対無痛分娩にしよ…と思いました。
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