ジャカルタで日本のカレーを作ろうと思うと、カレールーが高いので、簡単に作れるカレーの作り方を2種類紹介します!
普通のこういうカレールーをインドネシアで購入しようと思うとひと箱500円ほどします。(ジャワカレーのジャワってインドネシアのジャワ島からきているのかな…?)
けど、カレーが食べたくなる時がある!そんなときは、インドネシアにあるものを活用してカレーを作っちゃいましょう。
今回ご紹介するのは、下記の2通りの方法。
- チャツネから手作りするスパイスを使ったカレー作り
- インスタントのシーズニングを使ったカレー作り
どちらも、すごく簡単にカレーを作ることが出来ます。日本風のカレーとはまた違った味わいですが、インドカレーが苦手ではない方は是非トライしてみてください。
Contents
チャツネから手作りするスパイスを使ったカレー作り
使う材料はこの通り。
この材料で、ホウレンソウのカレー&ラムカレーを作ることが出来ます。
使うスパイスは5種類、あとはどの家庭でもおそらく置いてあるであろう食材ばかりです。材料の詳しい詳細は後述。
(こちらの写真にはラム肉、写ってませんでした。)
スパイスからカレー作り②チャツネづくり

まず、玉ねぎと生姜とニンニクをミキサーでガーっと細かく砕いてから、油を敷いたフライパンで炒めます。(ミキサーが無ければみじん切りでも可!!)
この工程が面倒くさい場合は、インドネシアに居ればすっ飛ばすことも可能!!
その方法はというと、インドネシアのローカルパサールに行くと、Bumbuといって、生のシーズニングっていうんですかね…生姜、ニンニク、玉ねぎをミキサーにかけて塩とかカレーリーフとか加えたものがパサールに行けば買えるんです!
それを買ってくればこの手間は省けるので、最短10分でカレーを作ることが出来ちゃうんです。

そのシーズニングにトマト缶と、チリパウダー、コリアンダーパウダーを加えてカレーの素のようなものができます。
このカレーの素は、たくさん作って別の容器に保存しておいたら、別のカレーを作るときにも利用できました。
では、いよいよ2種類のカレーを作っていきます。
スパイスからカレー作り②ラムカレー

ラム肉の臭み消しにに、クミンとローズマリー、ニンニク、オリーブオイルに漬けました。

このお肉を炒めます。ローズマリーはもう要らないので香りが移ったら捨ててください。

マッシュルームも加えて、先ほど作ったカレーの素を入れて炒めます。

具材に火が通ったら水を足して、シナモンパウダーやガラムマサラなどのスパイスを入れて完成!(ミニトマトが余ってたので加えちゃいました)

完成!!炭水化物の塊であるカレールーを使わないことで、よりヘルシーなカレーが出来ました。
ラムの香りが気にならない、むしろ好き!って人は炒めて→カレーの素を入れて煮るだけでできるのでもっと手軽にできるかと思います!
スパイスからカレー作り③ホウレン草とチキンのカレー
さて続いては、インドカレー屋さんでよく見かけるホウレン草とチキンのカレー。

こちらもホウレンソウを湯がいてあく抜きをして、

ミキサーにかけてペースト状にしてから、(ミキサーが無ければみじん切りでも可!!)先ほどと同様にカレーの素を入れて、
今回はクリーミーな味にしたかったので生クリームを加えたら完成です。牛乳でも良いそうです。

カレーにもチキン入ってますが、お昼の残りのレモンのチキンローストが残っていたので乗せました。
野菜もたっぷりとれるカレーで、クリーミーでとても美味しかったです!
スパイスからカレー作り④レシピ詳細。参考サイト紹介
詳しい分量やレシピは『ラム肉、マトンで作るダイエットカレーのレシピ。臭みを消す方法も紹介』を参考に!(他サイトに飛びます)
実は先ほどのラムカレー、
カレーブロガーのマサラ🍛リーマンブロガー(@masalaryman)さんがカレーのレシピを作るよ!という企画で、私が「ラム肉使った冷え性に効くカレー食べたい!」と言ったらレシピを考案してくださったもの!
しめじ→マッシュルームとか、お店に無かった食材とか、勝手に私の方でアレンジしてしまいました(;’∀’)が、カレールーを使わないで作ることが出来る、悩み別の美味しいカレーのレシピがたくさん載っているので是非チェックしてみてください(^^)/
インスタントのシーズニングを使ったカレー作り
続いてはインドネシアで販売されている、こちら。

ランダンのシーズニングを使ったカレー作りです。
ランダンはココナッツ風味の牛肉のスパイスに込みになりますが、まるでカレーのような味わいだったのでこれを利用する方法です。
こちらのランダンの素は右と左でスパイスとココナッツパウダーの部分に分かれていて、よりココナッツの風味を感じることが出来る商品です。

作り方は簡単。500gの牛肉、1リットルの水を入れた鍋にこのランダンの素を加えてトロトロになるまで煮込んだら完成です。
お好みでジャガイモやニンジンなどを加えても美味しいです。

完成したものがこちら。スパイシーな味がまるでカレーの様ですが、もっとカレーらしくしたければチリパウダー(辛さ調整)やガラムマサラ(風味)で調整すると良いと思います。
これは材料を切って煮込むだけなので、こちらに関しては準備は具材を切るための5分もあれば十分。本当に手軽で日本のカレールーの様に使えるので忙しい方におススメです!
世界中どこでも再現可能なのがスパイスから作るカレーの魅力。
ジャカルタのスパイスは国産のオーガニックスパイスが安く売っているし、輸入もののスパイスも種類が豊富なうえに40円ほどと、とても安く手に入れることが出来るのでスパイスから作るカレー作りがリーズナブルに楽しめます。
基本のスパイスさえ手に入れば、その土地にあるものを使って再現できるのがスパイスから作ることが出来るカレーの魅力だと思いました。
特にインドネシアではパサールで玉ねぎと生姜とニンニクで作ったBumbuも売っているので時短で手軽に作ることができます。
さらさらのカレーの方が、海外のパサパサしたお米との相性抜群なので
日本のカレーも良いけどたまにはインドカレーもおすすめです!