最近では休職制度や、退職後何年以内なら復職が出来るという制度のある会社も多いかと思います。私も会社を休業という形でジャカルタに来ています。
ですが、復職するには旦那を海外に残し、会社の定める期間内に日本に戻らなければいけません。
ということで、まだ先の話にはなるのですが、会社に復職するためのいちばんの壁、『保育園入園のための活動』すなわち『保活』を海外から始めることにしました!
参考までに、我が家の状況は下記の通り。
- 母と子供二人(復職時には3,4歳)で東京へ戻り、復職予定
- 東京に身内はいないので、完全にワーママ、ワンオペ育児
- 帰国してから復職まで、会社から与えられた期間は10日。
10日のうちで、帰国してからの手続きや家探し、引っ越し作業も全て一人でこなさなければいけません。(主人が休みが取れたら、最初だけ一緒に来て手伝ってくれるかも)
なかなか厳しい条件だなーと、ジャカルタでダラダラしながら他人事のように考えています。あと2年ほどあるしね!?
でも今年の10月に帰国する際に、出来ることを始めようと思い腰を上げました。
そういう方々の保活のヒントになればと思い、これから始めた保活についての手順や、調べてわかったことなどを書き留めて行こうと思います。
数年後、もし保活に失敗していたら…同じ過ちを繰り返さないように、反面教師としていただければ幸いです。( ;∀;)
Contents
海外からできる保育園探し(保活)ってどんなことがあるの?

いま準備として行っているのは下記のとおりです。
- 希望のエリアの無認可保育園のリストアップ
- 無認可保育園への見学申し込み
- 見学を受け付けていないところは、一時預かりの申し込みをして、園の雰囲気をみる
- 保活を経験した先輩社員に、話を聞く
無認可保育園のリストアップ

海外に住所があるので、申し込みの際に住所が必要となる認可保育園には、申し込みすらできません。
ということで、海外から戻ってきた人がすぐに入れられる場所は無認可保育園のみとなります。
無認可保育園と一口に行っても、東京都が認めた認証保育園、認定こども園、そうした公的な機関から全く独立した無認可保育園など、いろいろな種類があります。
無認可保育園は基本的に、園独自の入園プロセスを持っているので海外駐在からの転入に対応してくれるところも探せばあるかもしれません。ないかもしれません。
このへんは、復職前から一時帰国のおりに見学に行って聞かなければいけません。
我が家の保活リストの例

保育園の名前 | 対応 | 月額 | 預かり時間 | 英語 |
Y保育園 | × | ー | ー | |
CL保育園 | △ | ¥68,000 | 10時間 | ○ |
ABC保育園 | ◎ | ¥60,000 | 10時間 | ○ |
PN保育園 | ◎ | 要見学の際に確認 | × | |
TKC保育園 | ○ | ¥59,000 | 10時間 | ○ |
SR学園 | ◎ | ¥73,000 | 10時間 | ○ |
HO学園 | ◎ | ¥108,000 | 10時間 | ◎ |
インター幼稚園 | 未確認 | 年額160万円 | 10時間 | ◎ |
こんなかんじで、いくつか候補をリストアップしてみています。本当はもうちょっと色々メールアドレスとか書いてありますが、表にすることで、主人にも相談しやすくなりました。
更に主人からもっと分かりやすい表になって戻ってきました。

住所が無いから場所を選べるのはメリットなのか?
住所が無い=入りたい保育園のそばに引っ越しが出来る
というメリットがあります。ですが、どこでも良いよ!と言われると逆に悩みますよね…。
ところが文京区なんかはほとんどの保育園が認可保育園で申し込みすらできないし、港区の無認可保育園は数が少ないし、通わせている外国人の同僚は保育料が24万円とか19万円だといっていてまじ私の給料じゃ無理だし、
そうなってくると
- 会社からの通勤に便利
- そこそこ家賃も安い
- 保育園の選択肢がある
- 保育料が高すぎない保育園
このように条件づけてくると、エリアって限られてくると思います。
どこでも選びたい放題だと調べるのに気がめいってきますので、だいたいこのエリアで探そうと決めたほうがよさそうです。
メールの対応ですでに微妙な保育園がいくつか。
現在候補に入れている保育園に、一時帰国した際に見学をしたいと申し込みをしました。
しかし、メールでの対応が微妙だった保育園が、7園中2園ありました。
私の気のせいかもと思い、主人に読んでもらっても微妙だったので、『こういうところに子供を預けるのは不安だ』という見解に。
それでも条件などはすごく良かったので、一時保育に預けてみて様子を見ようということになりました。
電話を掛けないと対応してくれないところもあるので、そういう場合はSkypeの国際電話かけ放題プランに入っておくと電話代が押さえられ、便利です。
無認可保育園は高い…けど、2019年10月から、認可外保育園への入園でも政府から補助金がでるぞ!

認可保育園は無償化されていく中で、無認可・認可外保育園って、目が飛び出るほど高いんです…月額を見た途端、↑こんなかんじになりました。
ですが政府は現在、2019年10月にスタートする「幼児教育無償化」を推し進めています。
幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスの子供たち、 住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでの子供たちの利用料が無料になります。
幼稚園、保育所、認定こども園等
○ 幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全ての子供たちの利用料が無料になります。
○ 0歳から2歳までの子供たちについては、住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。
○ 幼稚園、保育所、認定こども園に加え、地域型保育、企業主導型保育事業(標準的な利用料)も同様に無料になります。幼稚園の預かり保育
○ 対象となるためには、お住いの市町村から「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。
○ 幼稚園の利用に加え、利用日数に応じて、最大月額1.13万円までの範囲で預かり保育の利用料が無料になります。認可外保育施設等
○ 対象となるためには、お住いの市町村から「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。
○ 3歳から5歳までの子供たちは月額3.7万円まで、0歳から2歳までの住民税非課税世帯の子供たちは月額4.2万円までの利用料が無料になります。
○ 認可外保育施設に加え、一時預かり事業、病児保育事業、ファミリー・サポート・センター事業を対象とします。内閣府HPより抜粋
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/musyouka/index.html
我が家の場合は、一番下の認可外保育施設等の利用になります。
3歳から5歳までの子供に月額3.7万円を補助として支給してもらえるそうです。
現在海外在住のため、算定対象となる国内の所得がないため満額がもらえます。
ということで、給料全部持っていかれるくらい高い保育料の傷を少し防いでくれるのです。
ただし、補助金をもらうにあたっての注意点は2点。
- 保育所、認定こども園等を利用できていない方が対象となります。
- 「保育の必要性の認定」の要件については、就労等の要件(認可保育所の利用と同等の要件)がありますので、お住いの市町村にご確認ください。
つまり、復職と、認可保育園への申し込みをして空き待ち状態であるなどの理由が必要と思われます。
補助の対象となる施設・サービスは?
ですが、預け先の保育園が補助対象となるか?についてはどうやって確認すればよいのでしょうか?先ほどの内閣府の公式サイトによると、このように書かれています。
無償化の対象となる認可外保育施設は、都道府県等に届出を行い、国が定める基準を満たすことが 必要です。ただし、基準を満たしていない場合でも無償化の対象とする5年間の猶予期間を設けます。
(内閣府HP:幼児教育・保育の無償化概要より)
どうやらお住まいの地域の定める基準を満たしている施設でなければ補助の対象とならないようです。ですが、施行から5年間は猶予期間があり、基準を満たしたと判断される前の施設でも補助を受けられる可能性があります。
ですが希望している園に通わせた場合でも、補助が出るのか正確に知りたい場合は、やはりお住いの役所に効くのが一番だと思われます。
海外からの保活第一弾、まとめ。単身で日本に戻って子育てしていていいことあるの?
保活をしながら、悩むことがあります。それは、子供を連れて国内に戻って一人で働きながら子育て…ってなんだか大変そう。ということです。
そして東京のバカ高い家賃(15万くらい)を支払って、子供の保育園(MAX12万×2)を支払って、39万円。そしたら私が働いて得た給料全部なくなるどころかマイナスです。
それならば、家も子供の学費も会社が補助してくれてメイドさんがいる生活の方が良いのでは?!と思います。
ですが、主人の会社のプロジェクトがこのまま順調に進めば、彼は家にいないことが多くなると思います。知らない国で子供二人と3人で、ずっと狭い世界で過ごしているのは想像するだけで憂鬱になりそうです…。
それならば、東京へ戻って働きに出たほうが忙しいけれど充実した生活がおくれるのでは?
どちらも、メリットデメリットがあり、どちらが良いのだろう…と考える毎日です。
現時点で、私の保活はまだまだ準備段階も準備段階の状態です。
今年の10月に日本に帰った際に区役所に聞きたいことをまとめたり、思ったことを書き留めたりしながら、今後も保活シリーズを続けて行こうと思います。