ジャカルタ駐在中に使える?かもしれない、LINEスタンプを作りました。
インドネシア語もLINEスタンプについても全く知識のない素人が、どのような過程を経てLINEスタンプが出来たのか、今回紹介してみます。
著作権の関係でお蔵入りになったスタンプ画像もせっかく書いていただいたので紹介させていただきます!
Contents
作ることになったきっかけ
ジャカルタで生活しているとWhat’s Upのほうが連絡を取るのに使うのですが、
それでも日本人同士のやり取りはLINEの利用率は高いです。
インドネシアで生活しているから使える、こんなスタンプあると便利だな~という、個人的な思い付きで、今回インドネシア語のLINEスタンプを作ってみることにしました。
LINEスタンプを作成するまでの過程
LINEスタンプを作成するにあたって、自分で絵をかこうかなぁ?と思ったのですが。
ラインスタンプの申請方法がを調べてみると…
LINEスタンプのイラストガイドライン
私、頭が悪いので、途中で読むのをやめましたが
流し読みした感じLINEが認める画像をなんとか…色々…いろいろしなければいけないようです。
ええ~…
なんか…
面倒くさ…
それに私はペンタブも持っていないので、
- ペンタブを購入して、
- お絵かきソフトをダウンロードして
- お絵かきソフトの使い方を把握する
…という工程をさらに踏まなければいけませんでした。
よく、ブログに使われているこのアイコンは
マウス でちまちまと描きました。

という、かなり地道な作業をして作りました。
LINEのスタンプにするには、画像は10個~42個のイラストが必要です。考えるだけで気が遠くなりました。
ということで、ココナラという似顔絵やイラスト政策をアマチュアの方に外注できるサービスココナラを利用することにしました。
LINEスタンプをココナラで依頼してみた。
↑ココナラはこういうやつ↑
いろんなスキルを持った方がそのスキルを売っているサイトで、絵をかくのが得意な方に報酬をお支払いすることで、TwitterのアイコンやLINEなどのスタンプを作成してくださいます。
こちらで、『るるここ』さんというかたのサンプルイラストが可愛かったので作成をお願いしました。
LINEスタンプのイメージのやり取り!スタンプができるまで。
何もない状態では先方もイラストが描けないので、こんなスタンプを作ってくださいという大体の指示を出します。文章でもいいのですが、絵の方が分かりやすいかと思い、ノートに殴り書きをしたものを写真に撮影して送りました。
①キャラクターづくり

絵も字も汚すぎてびっくり!
このイラストをDMで送って、『男女関係なく使えるキャラクターでお願いします』ということをお願いしたところ、下のキャラクター原案を出してくださいました。


どうです!?あの小汚い絵がこんなに可愛くなりました。このパターンの中から、左下の猫さんの案を採用させてもらいました。
②スタンプづくり
そして、スタンプについてセリフとポーズはこんな風にしてくださいというお願いをしました。

そしてこれを、るるここさんがとてもかわいくアレンジして作ってくださいました。
③LINEへスタンプ申請
出来たスタンプのデータをるるここさんから受け取り、LINEに自分で申請します。
スタンプの概要や、タグなどは自分で設定しましたが、一番審査の厳しいイラスト部分は出来上がっているのでとても簡単にできました!
④LINEからリジェクトされてしまった…原因は?
申請したものの、実は一回却下(リジェクト)されてしまいました。原因は下記の通り。
LINEはgoogleと違い、何が違うのかを詳しく教えてくれました。
そのNG画像がこちら。

インドネシアらしいものを取り入れるようと、今回のスタンプは
- バジャイ
- ナシゴレン
- コモドドラゴン
などの絵をかいていただいたのですが、ビールビンタンが引っかかってしまいました。
主人のイチ押し!だったのですが残念ながら今回はお蔵入りに…でもせっかく書いていただいたのでブログで紹介しました。
④LINEスタンプついに審査通過!
一回データをいただいていたにもかかわらず(通常データの引き渡しで、ココナラの取引はおしまい)『るるここ』さんはリジェクトされた絵の代わりに、別の絵をかいてくださいました。
本当に助かりました~ありがとうございます!
そんなこんなで、却下された絵を差し替え、やっとスタンプが完成しました。

LINEスタンプの作成、一体どのくらいの時間とお金かかったの?
イラストの数によって異なりますが、32個のスタンプで5,000円かかりました。
さらに、時間は結局1か月かかりました。
でも、ラインスタンプの、絵の依頼を本当に頼んでよかったです。
主人に『外注したよ~』と言ったら
と聞かれたのですが、慣れていないデバイスやソフトを使って絵をかくって、慣れるまで時間がかかるんですよ!
今回いろいろ注文を出して、海外の文化や外国語を入れてもらったのにもかかわらず
るるここさんは2週間ほどで絵を完成させてくださいました。
何週間もスタンプづくりに付き合っていただいて、5000円もかなり破格だと思うんですが、
私だったら製作に2か月はかかっていたと思います。
ラインスタンプがリジェクトされたりして、結局一か月ほどスタンプについてうだうだしていたのを見て、最初はあんなこと言ってた主人も、
まだスタンプのやり取りしてくれて5,000円って…儲けあるの…?
と心配していました。
絵を描いたことがない人は、ちゃんとした絵をかいてサイズあわせて透過するのが面倒なのを理解するのは難しいと思うんですが、大変なんです…!
LINEスタンプって、儲けはあるの?
ラインスタンプ作ってみたけど、儲けはあるのか?と言われると、全くないです。
なぜなら、LINEスタンプの売り上げはLINEが半分以上持って行ってしまうからです。
そこに税金やらまた追加でかかってくるうえに、スタンプ製作者も購入しないとスタンプ使えないんですよ。
さらに、支払いはLINEペイか、現金振り込みの場合は手数料500円ほどを要求されます。
縛り多過ぎ。
ケチにもほどがありますね!(2019年7月の申請からは、製作者は一回のみ無料で利用できるようになったそうです。)
イラスト作成費用とか、時間が圧倒的に書かるので、よっぽどの売れっ子じゃないと儲けはないので、他の仕事をした方が良いと思います。
でも、ジャカルタに住んでる記念にせっかくなので作ってみました。
思い出はプライスレス。
自分の出したアイディアを、Twitterでいろんな方が意見をくださったり、イラストレーターさんが原案をより可愛く、面白くアレンジしてくれる過程がとても面白かったです。