2018年、アジア大会が開催されました。正式名称は[ASIAN GAMES 2018] その時のスピードクライミング女子の優勝者はインドネシア人の女の子。
え?インドネシアってクライミング強いの?と、その時初めて知りました。
ということで、その時の優勝選手Aries Susanti Rahayu(エリーズ・スーザンティ・ラハユ.)について紹介します。2020年の東京オリンピックスにも出場されると思うので、要チェックですよ~!

スピードクライミングの金メダルに一番近い選手!Aries Susanti Rahayu
彼女の名前はAries Susanti Rahayu(エリーズ・スーザンティ・ラハユ)。
イスラム教の人は、先祖から名前を貰ったりするので本当の名前が凄く長い。短く呼びたいときは、彼女のニックネームは “Spiderwoman”です。
1995年3月21日生まれ。現在(2019/06/01)の年齢は24歳です。東京オリンピックの時は25歳ですね。
スピードクライミング特化、住まいはジョグジャカルタです。
ジョグジャカルタとは、よくジョグジャと省略されますが、インドネシアの古都です。日本の京都のような場所。IFSCのデータは、世界ランキング4位。(2019/04/01現在)
彼女は子供のころから木に登るのが好きで、先生に紹介されてボルダリングを始めました。
同じくスピードクライミング選手の男性(Alfian Muhammad Fajri)と結婚しています。
2018年と2019年、連続で中国で行われたクライミングワールドカップで金メダルをとり、アジア大会でも日本の伊藤ふたば選手を抑え金メダルを獲得しました。
今スピードクライミングのメダル候補に一番近い選手ではないでしょうか?
ヒジャブをかぶりながらクライミングをしている姿が印象的ですが、
彼女のインスタグラムでは長い髪の毛をおろしている写真もあります。髪の毛をおろしたスタイルの方が日本人にはかわいいく見えますね。
Aries Susanti Rahayuのクライミング試合動画
Asiam Games
テレビのコメンテーターも、あまりの速さに驚いていますね。(笑)
こちらは中国で行なわれた2018 Rock Climbing World Cupで優勝した時のもの。
イスラム教の女性のためヒジャブをかぶって、髪の毛や肌の露出を避けるスタイルで参加しているのでテレビで見ても遠くから見ても、きっとすぐに彼女と分かると思います。
鳥取などに来日していたようです。顔小さくない…?羨ましい。
インドネシアでクライミングはそこまでメジャーなスポーツではなく、十分なジムがある環境ではありません。
ですが、ランブータンやマングローブといった高くて丈夫な木はそこら中に生えています。
それが彼女の登る力を付けたのかとおもうと感慨深いですね。
2020年東京オリンピックには、ヒジャブをかぶったエリーズにもぜひ注目してみてください!