女性である限り付きまとう、毎月に一度の苦痛の週、生理。
私自身、高校の時から生理痛がひどく、学校に行ったものの動けなくなって早退したことが何度かありました。
しかしここ数年は比較的調子がいいんです。もしかして友達にお勧めしてもらって始めたこれがいいのかも?!ということで、今回は私流生理痛を和らげる方法を紹介しようと思います。
- 生理痛を和らげる飲み物
- 生理痛を和らげるための生理用品
- 生理痛を和らげるツボ
この3つを実際に使ってみた感想とともに紹介します。
Contents
生理痛を和らげる飲み物

ジャカルタに来てから飲み始めたこちら。Kirantiという飲み物を飲み始めました。
こちらは、女性の整理のために考えられたハーブと漢方をブレンドした栄養ドリンク。
Original(黄色いボトル)、Orange Juice(オレンジのボトル)、そしてKiranti Pegal Linu(水色のボトル)の3種類が販売されています。パパイヤでもOriginal一本50円ほどで購入できます。Orange 、Linuは70円ほどしますが、それでも安いですよね。
生理痛を和らげる!Kirantiの飲み方
月経の3日前から月経の3日後まで、または症状が現れたときに、1日1〜2本飲みます。Kiranti Pegal Linuは生理中または生理後1〜2日です。
インドネシアの漢方はときどき日本では禁止されている危険なものを売っていることがあるので注意が必要ですが、Kirantiは前臨床試験に合格したハーブドリンクです。(アレルギーがある方は気を付けてくださいね!)
こちらを生理が始まってから一日一本飲んでいますが、確かに和らいでいる気がします。しかも、味もちょっと特徴があるけど、癖になる味というか、美味しいんです!
このドリンクのいいところは、体を温め、デトックス出来るハーブが配合されているところ!生理痛に冷えが大敵なのは、世界の共通認識の様です。
日本で再現できる生理痛を和らげる飲み物は?
Kirantiがいいって言ったって、日本で売ってないじゃん!と、日本からご覧の方は思うかもしれません。Kirantiの主な成分を見ると、ウコン、生姜、タマリンド…と書いてあります。つまり、それぞれの特徴を考えてみると
- 生姜=体を温める
- タマリンド=鉄分を補給する
- ウコン=肝機能の補助、代謝を高め、毒素を排出する
これらの機能がそなわったものを摂取すればいいということになります。
これが全部入ったモノ…
日本にもありますよね…
あれ…
あれですよ!

え・・これ食べ物・・・?
いえ、カレーは飲み物です!
半分冗談ですが、本当に生理中にカレーを食べるのであれば、体を冷やすスパイス(カルダモン、唐辛子など)も入っているので、種類は選んだ方がよさそう。
サグマトン(羊肉入りのホウレンソウカレー)の甘口が良いと思います。
- ウコン、羊肉、生姜=体を温める、代謝アップ、
- ホウレンソウ=鉄分補給
こちらの成分が入っているので、冗談ではなく生理中にはいいんじゃないかと思っています。
でも毎月カレーを食べるわけにもいかないと思うので、日本に居るならこちらのサプリメントが女性特有の悩みに良かったです。
生理中に避けたほうが良い飲み物
こちらの飲み物を飲み始めてから、なんとなく生理中は体を温めることが大事だということが分かりました。
なので、生理中は体を冷やすような飲み物は避けたほうが調子が良かったです。例えば…
- コーヒー
- 冷たい飲み物
などでしょうか。
逆に紅茶やほうじ茶は発酵しているため、体を温める効果があるそうです。蜂蜜と生姜をいれたら効果アップ!
生理痛を和らげるための生理用品

一番、生理痛を和らげてくれたもの。それは布ナプキンです。
布ナプキンは、洗って何度でも使えるナプキンです。
普通のナプキンよりも洗う手間があるデメリットはありますが、それを凌駕するメリットがあるのです。
布ナプキンのメリット
以下、使ってみて感じたメリットです。
- 経血量が減る
- 生理痛が減る
- 生理が早く終わる
- 使い捨てないので、環境にやさしい
どうしてこんなことが起こるのか?詳しいことはよくわからないのですが布ナプキンを使い始めた友人も同じような感想を持っていました。おそらく、生理用品の化学繊維が肌に触れることで、体を冷やしているのではないかと思います。
バリ島で布ナプキンを作成しているルグさんは、正常な生理は2日で終わる!と言っていました。私はまだ4日くらいかかるのですが、布ナプキンを当てている期間が長ければ長いほど、効果は高まってくるようです。
こちらはルグさんのサイト。インドネシア国内であれば、トコペディア内のショップから購入で布ナプキンを発送してもらえます。
布ナプキンがどんな感じかわからないのに、買うのはちょっと…と思う方は、とりあえず家にある要らない布をいつも使っている生理用ナプキンの間に挟んで体験してみてください。
かなり快適ですよ!
日本に居る方なら、布ナプキン専門店のオンラインショップで試してから購入ができます!

布ナプキンの使い始めに必要なもの
布ナプキン生活を始めるには、最低限以下の道具が必要です。
- 布ナプキン
- 蓋つきのバケツ
- 重曹、もしくはセスキ炭酸ソーダ
バケツと重曹は、インドネシアのDAISOにも売っています。
血の汚れを落とすために、重曹を溶かした水に使用後の布ナプキンを3時間ほど漬けておきます。
血の汚れが落ちたら、洗濯機で洗います。
セスキ炭酸ソーダと重曹は同じアルカリ性の洗浄剤ですが、若干PHが違い、セスキ炭酸ソーダの方が血などのたんぱく質の汚れに向いています。
インドネシアでセスキ炭酸ソーダが売っているのを見つけられていないので、今は日本から持ってきたこちらを使っています。良く落ちます。
布ナプキンのお勧めタイプ。
布ナプキンは
- 経血を吸収するパットと、血が染み出ない防水パットに分かれた布ナプキン
- その二つが一体になった、一体型布ナプキン
基本的にはこの2種類があります。

二つに分かれたものは、毎回セットするのが面倒ではあるのですが、布が分かれているため汚れが良く落ちるというメリットがあります。
一体型タイプは二つを縫い付けてしまってあるので、内側までしみてしまった血の汚れが落ちづらいというデメリットがありますが、装着が簡単というメリットがあります。
それぞれ良い点と悪い点があるのですが、最近はそれぞれのデメリットを解消した3D布ナプキンがnunonaから発売されました。布を全部縫い付けず、間を開くことが出来るので内側の汚れも取れ、なおかつセットをする必要が無いといういいとこどりのナプキンです。
はじめての方は送料無料で、肌に合わなかったら全額返金OKの『安心保証サービス』付きなので、初めての布ナプキンで困ったらこちらの入門セットがおすすめです。
生理痛を和らげるツボ
生理痛を和らげるツボというものがあります。

合谷(ごうこく):手の甲を上にして、親指と人差し指のくぼみ付近にあります。両指の骨が交わる部分よりやや人差し指よりのところが合谷です。左右両方のツボを押しましょう。
生理痛だけでなく頭痛や肩こりにも効果があるといわれています。

血海(けっかい):ひざの内側、皿から指3~4本分くらい上。経血量(生理出血量)を整える効果があるといわれています。
足三里(あしさんり):ひざのお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下のすねの骨の外側血流を整え、生理痛の緩和・胃腸のトラブルに効果があると言われています。

三陰交(さんいんこう):足の内側のくるぶしの上から指4本分上にあります。
照海(しょうかい):足の内くるぶしの一番高いところから親指1本分下、内くるぶしの真下のくぼみにあります。生理痛の緩和・生理不順・冷え性の改善などに効果があると言われています。
こちらは、私が妊娠中に子供が逆子だったため鍼灸院に行って、女性特有の悩みに効くツボを教えてもらったものです。生理痛や冷え性に効果があります。
こちらを温めてから指圧します。
更に効いた~~!と思ったのはお灸を据える方法でした。
手足を温めることで、体中の循環が良くなって、生理痛が和らぎます。
お灸は、こちらの千年灸を使っています。強さのレベルが何段階かあり選ぶことが出来ます。私は普通の『レギュラー伊吹』を使っていますが、痛いのが苦手な方はソフトもあるし、マッサージで強いのが好きな人はもっと強いものもあります。
生理痛を和らげる方法、まとめ
以上、生理痛を和らげる方法を3つあげてみました。インドネシアでも生理痛をやわらげるためのドリンクが発売されていたので、日本でも同じような生理痛の女性のためのドリンクがお店にうっていたら便利なのになーと思いました。
どれか一つやっただけではなかなか効果が表れなかったので、出来ることなら全部実践してみるとかなり生理中も快適に過ごせるとおもいます!