と悩んでいたことがあり、これから来る方の参考になるかな、と思ってジャカルタに持ってきて良かった日本のものをまとめてみました。
私は生後半年の赤ちゃんと、2歳になる子供とジャカルタに来ました。それから一年以上経過していますが、海外赴任前に持っていったら便利だった!というものから、忘れがちな防災用品・パンデミック(感染症)予防・防止アイテムについてもおススメを載せたので家族の安全と健康を守る参考にしてみてください。
全体的な準備についてはこちらにまとめてありますので、ご興味があればご覧ください。
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Contents
インドネシア駐在前の買い物リスト:防災用品
意外と忘れがちだけど家族の安全を守るために一番大事な防災用品!意外とジャカルタは地震が多いので、有事の際にも対応できる防災用品は忘れずに持っていきましょう。現地で買ってもいいけど、日本製のほうが説明も日本語だから使い方もわかりやすいので安心できます。
粉塵防止用のマスク
3M社の、アメリカの衛生研究所CDCから認定されたかなり高精度のマスクです。こちらはインフルエンザが流行した時に会社から配布されたもので、存在を知りました。
病気のウイルスも防いでくれるのでパンデミック(感染症の流行)防止にもなりますし、地震の際の粉塵防止にも利用できます。現在はコロナウイルスの影響で品薄の様ですが、買ってきておいてよかったです。
つけて写真とってみました。四角いです。防虫剤散布してる人みたいに見えるかな?
鼻のところはちゃんとスポンジみたいなものが入ってて、隙間から粉塵が入りづらいようになってます。
普通のマスクより、口の回りに空間があるので息苦しさはあんまり感じません。 pic.twitter.com/WQLwZLJjtj— ジャカルタにいる鳥🐦 (@Wataridonari) August 22, 2019
スマホの充電できる手回し式ライト
暗闇ってすごく不安で怖くなります。ジャカルタでも2019年夏、10時間に渡る停電が起きました。
懐中電灯や、手回しで使えるライトを備えておきましょう。懐中電灯はジャカルタのホームセンター(ACEやInforma,Mr,DIY)でも購入できます。
緊急時に電気が止まった状態でも情報収集が出来るように、スマホのバッテリーがあると便利。特に緊急時はインドネシア語しかアナウンスがされないことが予想されるため翻訳機能をDLしておいたスマートフォンを使えると便利です。
災害対策について詳しく記載しました。

ジャカルタ駐在前の買い物リスト:大気汚染対策
ジャカルタの大気汚染は世界一!大気汚染が原因で、気管支系の疾患はもちろん、精神疾患、子供のIQ低下など様々な弊害が生まれるそうです。できるだけ対策をしておいきたい!
微粒子防止用マスク
こちらは先ほど紹介したマスクより、若干お安くデイリー使いできる、微粒子を防止してくれるマスクです。
車載空気清浄機
シャープの空気清浄機はジャカルタで若干高い(一万円以上)ですが購入可能。ですが、PM2.5 も除去できるフィルター式のものを日本から購入してきました。使ってみた感想はこちら。
のどの痛み止め
喉が痛くなることが多々あるため、のどの痛み止めがあると助かります。龍角散ダイレクトはかなり効きます!
インドネシア駐在前の買い物リスト:食品編
ここからはなくてもいいけど、駐在生活の生活の質を上げてくれる、食品編です。
最近はパパイヤフレッシュギャラリーや”じゃかるた市場”などのスーパーで、ほとんどの日本食品を購入することができます。ここで買えないもの、高いので持っていった方が良いかなと思ったものを載せました。
最初に来たばかりの時は、日本で言う商品がインドネシア語ではどれなのか?わからないと思います。なので、海外生活に慣れるまで生活できる分のいつも使っている調味料などは一通り持っていきましょう。
世界中の海外在住者の強い味方!茅乃舎の出汁
普通に出汁として使っても最高だし、袋を破って小麦粉と混ぜればお好み焼きの種もできるし、炊き込みご飯もかなり美味しくできますよね。
茅乃舎の出汁は世界中の駐在妻さんが買いだめして持っていくようで、UAEの同僚の家に遊びに行ったときに持参したところ、奥様から喜んでいただけました!
塩昆布
なんにでも使えるのですぐに消費してしまうため、業務用を買いました。でも時化ってしまったので結局小分けになった袋が便利だったのかも…?
人参や油揚げと一緒に塩昆布を入れてご飯を炊けば、味付け要らずで美味しい炊き込みご飯ができるし、野菜と一緒においておけば浅漬けもできます。
蒸かしたじゃがいもの上にバター(とろけるチーズでも可)とフジッコを載せるだけでも美味しい。
ベーコン・ウインナーなどの豚肉加工品
ジャカルタには豚肉加工品の美味しいものが普通に売っていないため、
子供のお弁当用にウインナーを冷凍してから、保冷材に入れて持っていきます。
また、ベーコンがあると料理の幅が広がりますので持ち込めるぶん持っていきます。
お魚好きなご家族は、「うちは魚の干物を冷凍して持っていく!」という方もいました。
ヨーグルトの種菌
ジャカルタの温暖な気候のおかげで、常温で作ることが出来るヨーグルトの種菌があれば、牛乳さえあれば無糖ヨーグルトを安くたくさん作ることが出来ます。!一袋で継ぎ足し継ぎ足しで使えば3か月は持ちます。
海苔
ジャカルタでも、海苔は買えます。韓国海苔なんかも売っています。
ただ、ちょっと高い。10枚入りの海苔が1000円くらいするんじゃないかな。うちの子供は、お前は山下清か!というくらいおにぎりが好きで、毎日ハイペースで消費していくのでジャカルタで買っているとかなりコスパが悪いです。
海苔好きの子供をお持ちのご家族は日本から持っていくのがお勧めです。
カレーライスのルー
豚肉エキスが入っているカレーライスのルーはジャカルタの普通のスーパーでは売っていません。パパイヤでも売っていますが、ひと箱500円ほどするので、日本から買って持っていくのがお勧め。
インドネシアでカレー粉も売っているので、カレー粉と小麦とトマト缶があれば家で1から作ることもできますが、ルーは手軽なので忙しい時でもおいしくできるのがいいですよね。
参考)【準備は5分】ジャカルタでカレールーを使わないカレー作り。【スパイスから】
ご飯のお供
仕事から帰って来た時にさっと食べられるインスタント味噌汁や、即席のおかずの素は単身でいらしている駐在員の方が活用しているようでした。
パスタソース
主人が単身の時はこちらのパスタソースを良く買って帰っていました。たらこ味なら、蒸かしたジャガイモと合えるだけであら不思議!タラモ風ポテトサラダができます。
ジャカルタでもパスタソースはトマト系のものを中心に売っていますが、お世辞にも美味しいとは言えない味でした。何故か砂糖が入っていて甘いんですよね…。エビチリのソースみたいだなぁと思いました。
その他、食品編は上げれがきりがないので、日本に帰ったときに買ってきて良かった!とおもった食品と使い道は別でこちらにまとめました。
インドネシア駐在前の買い物リスト:生活家電製品
空気清浄機、掃除機、炊飯器、ヘアードライヤーはジャカルタのベスト電器でも購入可能です。ですが、どこに売っているのか把握できるまでは使えません。こだわりのあるもの、すぐに使うものは日本から買って持っていくのがお勧めです。
ジャカルタで購入できる家電、インドネシアの電圧や家電、プラグについてはこちらで詳しくまとめました。
プラグ変換器
インドネシアの電源プラグ・コンセントの形状は、Cタイプが一般的です。日本の電気製品をインドネシアで使うには、変換アダプター(変換プラグ)が必要です。
携帯電話の充電器などは220Vまで対応しているものがほとんどだと思いますので、プラグ変換器があれば使えます。
変圧器
インドネシアの電圧は220Vです。電圧が220vまで対応していないものには変圧器が必要になります。
我が家はKashimura というメーカーのTransFormer 220V~240V TI-1002というものを使っています。※ドライヤーの使用はできません!ドライヤーを使用したい場合はもっと大きくて強力な変圧器が必要になります。
タコ足配線
日本のコンセントに対応したタコ足配線が売っていないので、必要な方は日本から持っていくことをお勧めします。
炊飯器
ジャカルタにも象印やフィリップスの炊飯器は売っていますが、
お気に入りのメーカーのものがあれば持っていきましょう。象印の、極め炊き 黒まる厚釜は玄米の熟成炊きができ、パンの発酵・焼きも出来て気に入っています。
ヘアードライヤー
使用電力が多すぎるため普通の変圧器ではドライヤーは使用できません。
パワーのある変圧器は一つがとても高いので、ぶっちゃけそのお金でドライヤーが買えます。
なので、日本からインドネシアの電圧にあったドライヤーを購入してくるのがお勧め。
ビッグカメラなど、家電量販店の海外旅行コーナーで購入できます。ジャカルタでもドライヤーくらいなら購入できますが、着いたその日から使うものなので、気に入ったものがあれば持っていくと便利です。
インドネシア駐在前の買い物リスト:その他日用品
その他、ジャカルタにも売っているけど日本の方が安くて質が良いよ!というものを紹介します。
食器用洗剤・食器用スポンジなどの日本のお掃除グッヅ
衣類用洗剤に関しては、花王さんがこちらでも商品展開していてAttackを購入できますし、ヒジャウを洗う様のオシャレ着用洗剤も売っているのでインドネシアで大体のものは調達できるでしょう。
ただ、インドネシアの食器用洗剤は、驚くほど汚れが落ちません。アパートによってはキッチンシンクでお湯が出ない場所もあるため、全然油汚れが落ちなくて地味にストレスが溜まります。日本からお気に入りのお掃除グッズを持ってきた方が安心です。
参考)インドネシアの食器用洗剤、日本のものと比較。おすすめは?油汚れが落ちないときは?
文房具
0.5m以下の細いボールペンがなかなかジャカルタに売っていない。普通のマジックやボールペンはジャカルタでも買えますが値段は2-3倍して、色の種類もあまりありません。
元が安いので大した金額ではないのですが、こだわりがあれば買って持っていくことをお勧めします。
常備薬
ジャカルタに暮らしている皆さんは
- 腹痛(食あたり)
- 目の痛み
- のどの痛み
このへんは避けて通れないのではないでしょうか?
我が家は正露丸と、葛根湯、痛み止めのEVEを持ってきました。
たぶん大気汚染のせいだと思うんですが、よくのどが痛くなります。そんな時にペラックTという抗炎症作用のあるトラネキサム酸の入った痛み止めがかなり役に立っています。余談ですが、トラネキサム酸は肝斑にも効果があるそうです。
渋滞で長時間車に乗っている生活のため頭が痛くなることも多々。自分に合った頭痛薬があると便利。
胃薬・腸の薬
バクテリアが体内に入りガスが溜まって嘔吐することがよくあったので、ちょっとおなかが張るなと思ったらが胃薬とか飲んでおくと悪化を防ぐことが出来ました。
コンタクトレンズ・眼鏡
ジャカルタでまだコンタクトレンズを購入したことがないので、私は主人に教えてもらったアットレンズということろで日本から購入してもってきています。ネットでまとめて何か月分買うと安くなるうえに、処方箋も不要なので活用しています。
あとは眼鏡もアクシデントで壊れることがあるので、スペアがあると安心です。私は3つメガネを持っていきました。小さい子がいると壊されることがあります…
日焼け止め
ジャカルタでももちろん日焼け止めは購入できるのですが、SPFが高いものは輸入品のため、値段が高いです。なぜ?イスラム教の人は肌を露出する機会が無いので日焼け止めを塗る習慣が無いのか…?と勝手に考えています。
私は金のアネッサのスプレータイプと子供用にベビー用を買ってきました。ウォータープルーフなので、ジャカルタから近いバリとかオーストラリアに行くときや、汗をかくような運動の際にも使用できます。
インドネシアの化粧品事情はこちらを参照

害虫対策グッヅについては別記事で詳しく書いたのでこちらを参照ください。
ジャカルタ駐在前の買い物リスト:赤ちゃん・子連れ編
子供用の低刺激の日焼け止め、ベビーチェア、ベビーベッド、シャンプー、ベビーローションなどはMothers Careをはじめジャカルタで入手できます。
そうした中で、私が必要だと思って日本から持っていったものを紹介します。
チャイルドシート
ジャカルタは渋滞で車のスピードは出ていないとはいえ、子供の安全のためにチャイルドシートを付けたほうが安全。
こちらのスマートキッズシートは、EU、US,日本、全ての基準をクリアし、なおかつほぼ全ての車種のシートベルトに取り付け可能。軽くて収納簡単。日本で唯一の認定済みポケットサイズの安全携帯子供用シートベルトなのです!軽いのでスーツケースに入れて日本から持ってこられる唯一のチャイルドシート代用品です。
旅行先や、二人目以降に活躍!最小サイズのチャイルドシート、スマートキッズベルトを使ってみた。
キュキュット泡スプレー
子供用マグの細かい部品や、ストローの内側を、この泡をシュッとして1分置いておくだけで除菌・洗浄してくれます。
凄く便利で日本に居たときから活用していました。バクテリアが心配な海外で大活躍!
子供のお菓子・離乳食・粉ミルク
こちらの「まつやのおかゆ」はお湯で溶かすだけで出来る離乳食。新潟県産のお米を使っていて、野菜も入っているので忙しい時や旅行先で活躍しました。 シンプルな味が美味しいのか、ほかのパウチタイプの離乳食よりこのおかゆの方が食べてくれます。
ジャカルタにも子供向けのお菓子や離乳食、粉ミルクは売っています。赤ちゃん連れの海外赴任に関するお勧めアイテムはこちらで詳しく紹介しています。

歯ブラシ・歯磨き粉
子供用の歯ブラシ、小さくてブラシのやわらかな、お手頃な価格のものが置いてません。
なので、帰国時はまとめ買いをしています。
また、1歳からでも使えるフッ素の配合が少ない歯磨き粉も日本から持って行っています。Check-Upは歯科衛生士のお友達が教えてくれて、1歳からつかえる安心成分だそうです。帰国時に3本くらいまとめ買いしました。
こちらは歯磨きを嫌がる子供のために購入しているキシリトールタブレット。
クズったときのおやつ替わり(お菓子をあげるより良いかと…)や、歯磨き後のご褒美に活躍しています。
エアーベッドガード
海外の住宅は基本ベッド生活。小学生になっても、まだベッドから落ちてしまう子供もいるようで、先日病院の待合室で待っていたら小学生くらいの子供がベッドから落ちて元気がない…と運ばれてきました。
こちらのエアーベッドガードは、空気を入れるだけなので旅行先でも簡単に設置出来て子供のベッドからの転落を防いでくれます。
ベビーカー・バギー
日本の大型スーパーと違って、ジャカルタはモール内どこでも行けるベビーカートが置いてありません。
その上、ショッピングモールは凄く広い!一日あっても回り切れません。子供も大人も疲れてしまうのでベビーカーは絶対に持ってきた方が良いです!
日本の絵本
日本語に触れる機会が少なくなるので、日本語の絵本や、ひらがな練習帳などを購入してきました。このひらがな練習帳はスワイプブックで、何度も書いたり消したりできます。
(ホワイトボードマーカーはインドネシアのDAISOで購入できます。)
Amazon Fire 8HD キッズモデル

絵本、学習まんが、児童書のほか子ども向けアプリ、ゲーム、その他の知育コンテンツが利用できます。飛行機に乗っている間の時間もこれで間が持ちました。
【AmazonFireHD8キッズモデル】海外で利用するときの注意点
絵本修復用テープ
子供が絵本を破いちゃうんで、絵本テープもあれば便利。セロハンテープで修復すると黄ばんでしまうので専用のテープで修正するように司書の友人からもお勧めされました。
駐在前の買い物リスト、まとめ
買い忘れはありませんでしたか?
この中でも赤ちゃん用の粉ミルクの小分けタイプや離乳食関係は、日本から持って行って本当に良かったなと実感できました。
また、ジャカルタはJCBカードが強く、レストラン・スーパーでJCBカード利用で10%オフの割引が受けられますので、作ってからの渡航がお勧めです。