今月ジャカルタでの生活がやっと10か月目に突入しました。鳥です!
10か月間暮らしてみて、ジャカルタで生活するのにインドネシア語ってどれくらい必要なのだろう?と考えてみました。
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インドネシア語が第一言語!
やっぱりインドネシアなのでもちろんインドネシア語が第一言語で、ほとんど誰にでも通じます。ただし、富裕層のアッパークラスになると親の世代から英語を話してきたので、インドネシア語が話せないというインドネシア人もわずかではありますがいました。
日本と同じように、英語が話せること=良い仕事に就ける条件となっています。
インドネシア語の難易度は?
気になるインドネシア語の難易度ですが、日常生活を送るくらいであれば半年もあれば身に付くのではないかと思います。ひとつの単語で会話が済んだりします。
例えばレストランで、食事がすんだ?とスタッフが言うときは
『スダ?』と聞かれ、済んだよ、と言いたいときは『スダ。』と返事をすればいいのです。
- 英語みたいにセンテンスを作らなくても意味が通じる
- 時制がの概念がない
- キラキラ、ジャランジャラン、など同じ単語を繋げる使い方は日本人に馴染みがある
といういうと理由から、日本人でも話しやすい外国語なのではと思います。
しかし、きちんと勉強しようと思うと、動詞の活用があったりしてかなり難しいんじゃないかな?と思います。
『インドネシア語って簡単でしょ?』というインドネシア人がいたかと思えば、
『ちゃんとやろうとするとインドネシア語って難しいのよね!』というインドネシア人もいます。
突き詰めてやろうと思えば簡単な言語なんてないですよね。
日本人のインドネシア語学習者に向けたインドネシア語検定というものもあり、C級まで取れたら履歴書に書けるレベルということでした。ある程度自信がついてきたら検定用に勉強してみても良いかも!
大学もインドネシア語で授業をしている
インドネシア大学(日本で言う東大のようなところ)での授業はインドネシア語で行われています。論文は英語で書くことが基本なので、英語で授業しているのかなと思っていたのですが、これも日本と同じだなと思いました。
一部、富裕層向けの私立大学は英語での授業とインドネシア語の授業と半々です。
地方で話されている言葉はインドネシア語以外の言語だったりする
インドネシアはいろんな民族が集まってできた国のため、都会から離れた島の民族はインドネシア語以外の言葉を未だに使っていることもあります。首都移転先候補のカリマンタン島でも、別の言語を話しているようでした。

英語を話せる人の割合
引っ越し前は『英語がこんなに話せないのって日本人だけじゃない?』というコンプレックスを抱いてジャカルタにやってきましたが、インドネシアでも同じくらい英語を話せない人が多いと思います。どのような場所で英語は通じるのでしょうか?
ホテルの中は英語だけで過ごせる
外資系のホテル、それと同レベルの高級ホテルは海外からのお客さんが多いので英語だけで過ごせました。また、日本人旅行客の多いホテルなら日本語も通じるスタッフが数名います。ジャカルタアヤナホテルに3週間ほど滞在した記事はこちら。

日常生活では英語は通じない
アパートのレセプション、修理にやってきてくれるテクニシャンは英語が通じないと思った方が良いでしょう。ショッピングモールのお店やレストランでもインドネシア語がほとんどです。簡単な単語でしたら英語でも通じるとおもいますが、それでもインドネシア語で注文した方がスムーズだと思います。
職場なら英語だけの所も
きちんとした職場で働いているインドネシア人は、賢くてほとんど富裕層のためヨーロッパの大学に留学していた経験がある人がいます。そのため英語はペラペラ。彼らとのやり取りは基本的に英語でやり取りをすることになるでしょう。
しかし、インドネシア政府の高官とのやり取りの議事録をとったり、インドネシア語で契約を交わしたりするため、役職が上がるほどインドネシア語の必要性が高くなってくる可能性もあります。
また、ローカルスタッフのマネージメントなどの仕事もあればもちろんインドネシア語は必須です。英語とインドネシア語の使用割合はお仕事によって様々の様です。
バリ島だけは、英語が話せる人がすごく多い
昔から人気のリゾート地、バリ島では英語が話せる人がとても多いです。
Hapa英会話のJunさんが現地のインドネシア人に英語でインタビューをしてる動画がアップされていたのでこちらで紹介します。バリ島では、10歳ごろから英語を習い始めるそうです。
インドネシア語以外の言葉
イスラム教徒はコーランをある程度読む必要があるため、子供のうちから学校でアラビア語を習っているようです。
まとめ
ということで、ジャカルタに暮らしていて感じた言語について書いてみました。
ご主人の職業によっては、駐在員の方より駐在員の奥様のほうがインドネシア語の必要性が高いと思います。
意外と奥様の方がインドネシア語が上達しているという家庭も多いそうで、先輩駐在員の奥様はインドネシア語検定特A級を駐在帯同期間中に取得され、日本に帰国された後もその特技を生かして活躍されているそうです。
私はとてもそこまで行ける気がしません…( ;∀;)
