ジャカルタいろとりどり
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一億円は老後に十分な資金か?

先日海外駐在員は一億円ためられるか?という記事を書きましたが、一億円老後に使ったとしていったいどれくらいの老後の生活が送れるのでしょうか。

老後の生活費を決めるうえで各家庭どの程度の生活を望んでいるのかで全然支出はかわってきます。
ここでは、とりあえず我が家がこんな生活を送りたいなぁと思っていることを例として
一億円でどれくらいの生活が何年間遅れるのかを計算してみました。

老後夫婦二人の一年間の支出

  1. 老後は主人の実家の関西に戻りたい
  2. 週に1回は夫婦二人で外に飲みに行きたい
  3. 年に1回は旅行に行きたい

というお互いの希望をもとに年間の支出は大体300万円くらいになりました。300万円の内訳は下記の通り。

支出の内訳

毎月の支出 約20万円

  • 食費、生活必需品の購入など 10万円
  • 家賃、もしくは持ち家の固定資産支払い、管理費など 8万円
  • 雑費 2万円

これに、年に一回の旅行予算、その他特別な出費等60万円をプラスしました。

毎月の生活費 200,000円×12か月=2,400,000円

年間支出 2,400,000円+600,000円=3,000,000円

老後の特別なイベント時の支出

老後にかかりそうな特別な出費は大体 1,400万円でした。内訳は下記の通り。

特別支出の内訳

  • 戸建ての場合は30年間で300~500万円(マンションの場合は毎月積み立てられていると思いますが、大規模修繕をする場合一時的に金額を多めに払う必要があります。)
  • 子供二人が結婚したときの準備金 200万円
  • 介護費用 一人当たり300万円 夫婦二人なら900万円(平均の介護期間4年9か月、費用5万円として)

 

一億円で老後は何年過ごせるのか

ということで、特別な支出を引いた8,600万円を300万円で割ると約28年間は、思い通りの老後が過ごせるという結果になりました。

年金はいくらもらえるのか

老後を過ごすために忘れてはいけないのが年金。いつから貰えるかわからない年金ですが、一例として、年金はいくらもらえるのか?

駐在家族の多くと同じような夫が会社員、妻が数年間働いた後専業主婦になっている夫婦の場合の受給例を紹介します。

年金加入期間のステータス

夫38年勤務 生涯平均月給40万円
妻10年間派遣社員(厚生年金加入)を経て専業主婦になった場合 生涯平均月給20万円

年金の受給額

夫の年金額210万円、月17万5100円
妻の年金額95万8400円、月7万9900円

2016年2/18発行 林雍著『老後のお金』 より

合計約300万円となり、健康なら年金だけで過ごせるという結果になりました。年金なしでも一億円あれば約28年間は過ごせるので、50代でアーリーリタイアしてから年金の貰えるまで貯金で余裕で生活することができます。ただし、年金の加入期間が減るので年金額は減ります。ご自身の誕生日月に年金機構から届くはがきに記載されているIDを利用して『ねんきんネット』で確認しましょう。

若い年齢からの株の購入が個人的にはお勧め

遅くとも30代の内には資産運用をするのが良いかなと思っています。
なぜなら日銀の黒田総裁は年2%の物価上昇を目標に掲げており、つまり国が
お金の価値を毎年2%下げていくからね!と宣言しているのです。
貯金の金利は今1%もないので、2%のインフレに対抗できるわけもなく、貯金をしているだけのお金は実はどんどん減っているのです。

その点株はインフレとともに株価も上がっていくので、インフレに負けない資産になります。また、配当金も毎年もらえるような株であれば、その配当金を再投資していけば複利の力で30年後には二倍以上に。

例えば、

1000万円分、配当金4パーセントの株を買ったとしましょう。

30年後には二倍以上の24,272,625円になります。

年数 元利合計 利息
1年目 10,300,000 300,000
2年目 10,609,000 609,000
~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
30年目 24,272,625 14,272,625

遅くに始めた場合はこの複利の力も弱くなってしまうため、(投資期間が短くなるため)早いうちに貯金を運用するのがいいと思います。
私は証券会社の回し者でも何でもありませんが、先ほど述べた理由で
貯金をしていることが本当にもったいないと思っているので株、お勧めです。

株ってどれがいいのかよくわからないという人にお勧め

東芝、東京電力、JALの例を見て…株って損するんじゃない??と思っている人は
個別株ではなくて日経やダウのインデックスファンドとか、ETFを買うのがお勧めです。
インデックスファンドはダウの指数になっている会社の株を証券会社がまとめ買いをして売ってくれているような物です。

ETFはインデックスファンドにテーマが加わったようなもので、配当金高めの株をあつめたもの等いろいろあります。
どちらも個別株を買うときのような手間やリスクがありません。
株の面白味はあまりないかもしれませんが、全然わからない人でも安心して購入できます。

インデックスファンドと、株による資産形成についてもっと知りたい方は
こちらの本がお勧めです。

 

まとめ、感想

一億円をためるには、単純に考えて300万円を35年ほど貯金していけば実現可能な貯金金額です。しかし、年金を考えずに、1億円の貯金だけで過ごそうと思うと28年で使い切ってしまうということが分かりました。

大げさな計算だと思いますが、今の30代が年金を受けれるのは80歳という予想もありました。60歳で退職して一億円の貯金を使い切るのが88歳だとしたら年金を受け取れる時期までは普通に暮らしていけますね。

一般的な老後資金は3000万円あれば十分という意見もありますが、年金を受け取れる時期が遅くなれば遅くなるほど、資金はもっと必要になってきます。

一億円と聞くと凄いお金持ち!と感じられますが、退職後働かないとするなら結構必要な金額なのではという気もしてきました。
貯金をするには目標を立てろ!とよく言いますが、老後はどんな生活がしたいでしょうか?
生活費はいくらくらいかかるか、今のうちに見通しを立てておくと老後破産を防ぐことができるので、今のうちに家族で話し合っておくことをお勧めします。

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2018年9月~仕事の都合で家族4人でジャカルタで楽しく暮らしています。愛用のカメラはNIKONのD3400です。 趣味は漫画を読むこと、絵を描くこと、筋トレをすること、料理をすること、食べること、ブログを書くこと。 TripPartner(https://trip-partner.jp/ )でも記事を書かせていただきました。 コーヒーが大好きなので、インドネシアでいろんなコーヒーを飲むことが出来るのが本当にうれしいです。