マネー

【賃貸?】転勤族が家について考えた。【物件購入?】

こんにちは。鳥です。
ジャカルタに来る前、我が家は3年間で5回ほど引っ越しをしました。(自己都合も含め)
その間考えたのが、家を買うべきか、買わないべきかという問題。
子供のことを考えたら、一か所に定住した方が良いのではないかとおもったのです。
(主人は単身赴任で…)

持ち家を買う人の平均年齢は39歳となっています。
また、住宅ローンは80歳までに完済しなければいけないので
35年ローンを組むなら45歳がタイムリミットです。

どんな物件があるのか、転勤先の新築マンションや中古マンションの内覧に行きました。一軒家も視野に入れました。

結論から言うと買わないことにしました。
我が家がどのようにかんがえて、その結論を導いたのかを書きたいと思います。

どんな家を買うべきか?

私たち夫婦は二人とも地元が東京ではないです。
でも勤務地は東京。
なので、将来的に家を売ってどちらかの地元に帰りたいと思っていました。
そのため、何かあった場合にすぐに家を売ったり、担保に出来る家を考えたときに主要駅ちかく(徒歩10分圏内)が良いと思いました。
品川駅とか、大崎駅とか、港区の会社から近い場所…
家族4人で探せる家…
それで探してみました。ローンの利子や手数料、諸々を考えてみたら中古でも1億円くらいでした。
た、高すぎる…買えません。

家の購入金額の目安

これについては、こちらの本を参考にしました。
こちらの本はとてもためになるので、ぜひ家庭の家計を握っている方は読んでいただきたいです。

よく、年収の5倍とか、月収の25%とか言われています。

でも、各家庭によって支出は違いますよね?

子供が私立に行っている家と、公立に行っている家では毎月のお金は全然違うはず。

支出の多い家庭がこれに当てはめて家を買った場合、生活費がカツカツになってくると思います。

生涯の収入ー生涯の支出=家を買うお金

が理想です。

生涯の収入は、給与、退職金、年金など。
生涯の支出は、教育費、生活費、老後資金など。

一般的に子供ひとりあたりの教育費は600万円、老後資金は3000万円とされています。
自分の家のケースに当てはめてみて家を買うお金を算出すれば無理のないローンで家を購入できます。
やってみると、割り当てられる金額って意外と少ないと思います。
そして、我が家の場合、もちろん一億円もありませんでした。

家を買った人たちの例。その投資判断の結果は?

株を買うのと同じように、家を買う場合もその物件の金額が過剰に高くなっていないか見極める必要があります。
家を買うって人生をかけたギャンブルじゃないですか?
投資のタイミングと、判断を誤ると取り返しのつかないことになります。
家族が買いたいと思ったからとか、情に流されてはいけないと私は思います。

マンション価格は東京オリンピックの前が一番高くなると予想されています。
最近はリセッションの気配があり、ピークアウトしそうな雰囲気はありますが…
以下、私の知っている人たちの物件購入の例を挙げました。

ちょっと遠い田舎に家を買ったAさん

Aさんは転勤族で、子供たちが物心ついたときに住んでいた新興住宅に家を買いました。
関東のとある都道府県のローカル線が通る駅から、徒歩15分ほど。
子供たちがその場所を気に入り、友達もできて、そこに住みたい!といったのがきっかけだったそうです。
しかし30年後、その新興住宅は葬儀場ばかりたち、駅前からスーパーも撤退して、何もなくなってしまったそう。子供たちのために買ったのに、当の本人たちは東京へ出てしまい、なんでそんなところに家を買ったんだよ~と言ってくる始末。
それなのに当時一億円で買った家は需要が無く、売るに売れない状況になってしまいました。

23区内に家を買ったBさん

Bさんは子供たちが東京に進学するタイミングで東京にマンションの一室を買いました。
京〇線がとおり、駅から徒歩7分でした。
当時は2000万円ほどでしたが、そのマンションの近くは最近開発され
10年たった今では築50年ほどになるにもかかわらず販売価格は3500万円です。

トリ
トリ
二人の例を見てみると、投資タイミングと場所を間違えなければ物件購入も悪くない選択肢だね。でも、今後どこがいいのか、いつ買えばいいのかなんて、そんなの素人の私にはわからないよ…(´・ω・`)

 

賃貸ならライフスタイルに合わせて家を変えることができる

必要とされる家のおおきさって、人生のフェーズによって変わってきますよね。
夫婦二人暮らしの家、子供が二人増えたときの家、子供が巣立っていったときの家
そのときそのときの家族構成によって家を住み替えていったら、最大人数に合わせて高い家を買うより安いかもしれません。
首都圏は1㎡当たりの金額が高いだけに特にそう思います。

以上、我が家が考えていることをつらつらと書いてみました。
マンション価格が下がったらまた考えは変わるかもしれません。

先ほど挙げた本は生涯のお金のプラン(教育費、住宅の購入費用など)についてわかりやすく書いてあります。ファイナンシャルプランナーさんに頼むより確実で、自分で計算できるので有用だと思います。
家計管理バージョンもあります。

老後のお金の方は老後のプランについても詳しく説明があり、年金についても書いてあるので、老後が心配な方にお勧めです。
ちなみにですが、この本では家の購入をお勧めしています。うちはそれでも買わないことにしましたが、もし物件を購入予定の方はこちらの本もあわせてお勧めです。

ABOUT ME
tonaritori
tonaritori
2018年9月~会社から休暇をいただいて、ジャカルタで楽しく暮らしています。ジャカルタにいるのが快適すぎて、リモートワークで働く道を模索中。 子どもは二人、娘と息子がいます。 ボルダリングと筋トレとコーヒーと漫画が大好きです。 趣味が合いそうだなと思ったら、Twitterに良く居るので仲良くしてください。