私は今、ジャカルタ育児休暇のようなものをもらっています。
ですが、3年までしかなく、あと2年と数か月後に
- 退職してこのままジャカルタに残るか、
- 子供二人を連れて日本に戻って働くか
決めなくてはいけません。
時間があるときは、それについて悩んでしまいます。
など、悩みが尽きません。未だに葛藤をしている私ですが、頭の整理のために、今回は働くことについて考えてみた私の雑記です。
そもそも日本で労働の需要はあるのか?
1700年代後半の第一次産業革命以降、世界中で新しい機械技術が開発され、労働者はあぶれました。機械が人間の仕事を取ってしまったからです。沢山の人が職を失い、そして失業率が不景気の基準値になってきました。
しかし、日本ではあと数年で団塊世代が一気に定年に入り、深刻な人手不足に陥ると観測されています。そのため、政府としても女性が働ける環境を整えて、労働不足を解消しようという流れがあるのかと思います。育児休暇の充実や、幼稚園の無償化など。そのおかげで私も今こうして、駐在先についてくることができて、こうして考える時間をもらうことができました。
ですが、また産業革命のようなことが起きたらどうでしょう?また労働者はあぶれることになります。AI化が進むことを、最近では第四次産業革命というそうです。多くの人は数年後にAI化が進み、まだ産業革命と同じ状態が起きて、人手がそんなにいらない世界が来ると思っています。
日本って遅れてるから、AIが人間の仕事に変わるなんて、そんなこと何年も先の話でしょう?と思うかもしれませんが、1960年代まで、電話は交換手がプラグを交換して通話先につないでいました。ですが、いまはその人たちの仕事はなくなっています。一つの職業が消えてなくなってしまったのです。これは50年前の話ですが、ほかにも消えた職業は沢山あります。インターネットの普及によって、開発スピードはどんどん早くなっています。
日本の人手不足の起きるタイミングと、AI化によって人手がいらなくなるタイミングが同時に起きたら、皆が働かなくてはいけない日本では無くなっているかもしれません。
だったら、親の助けなしで子供二人を育てながら、無理して働く必要ないんじゃない?と思ったりします。
働けないことを悲観的にとらえる必要はない
働けないことに関する一番の心配事は、お金の心配があるかもしれません。収入源が一馬力になるということは、賭けだおもいます。
しかし、お金って何なんでしょう?
ここからは、ホリエモンと、落合陽一さんの共著、『10年後の仕事図鑑』からの話になるのですが、その本の中で彼らはこのように言っています。
お金は信用であり、信用を運用できるようにすれば、ぶっちゃけ働かなくてもいい世界になる。
10年後の仕事図鑑、帯より引用
そもそも要約するのが難しいので、ここに詳しくは書かないでおきます。もし興味があれば本を読んでみてください。kindleもあるから、海外にいてもDLして読めます。
お金の価値観については、仮想通貨などが主たるものですが、皆が疑いを持ってきた部分です。アメリカの金融政策を決めているFRBって、政府機関ではなくて、私立銀行の集まりなんですよ。凄くないですか?アメリカの私立銀行の偉い人たちが、お金を発行して、発券料とか、使用料みたいなものを皆から勝手に徴収している。それを出し抜いて、自分たちで信用できる通貨を発行しようとしたのが仮想通貨です。
お金って、信用なんです。紙切れだったものが、いまは電子マネーになって、より概念的なものになっています。不思議ですよね。
海外に暮らしているメリットを最大元に生かす
この本はkindle unlimited で無料で読めます。
働くことについてのまとめ
最終的に「働くこと」は「遊ぶこと」に近づいていくと思う。ほとんどの仕事がAIやITにとってかわられたとしたら、人間がやるべきことは、そもそもそれほどなかっただけのことなのかもしれない。堀江貴文、落合陽一著 『10年後の仕事図鑑』52P
