ジャカルタで生活する際に、最初に来たときはお金についてとても戸惑ったので、紙幣の主な使い道、両替の方法など、基本的なことについて紹介しようと思います。
また、銀行の金利が5%と日本に比べたらとても高い事がインドネシアのお金の特徴です。もし資産運用をしたいのであれば、ジャカルタやバリの銀行にお金を預けてみてもいいかも?!
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インドネシアルピアについて
基本的に使える通貨はインドネシアルピアだけ。RP、 IDRと表記します。
現在(2019/3/25(月))のレートは0.77、1,000,000rp (1juta ジュタ)が7700円です。
年足で見るといま底からの上がり調子にみえますが、どうでしょうか。大統領選挙後の動きに注目ですね。
ジャカルタの一部やバリ、国際空港では、ごくまれに、米ドルが使える場所もありますが、基本的にインドネシアルピアだけで生活します。先日両親が、外国はどこでも米ドルを使えると思ってジャカルタへやってきましたが、使えないからね!日本の普段の生活で買い物でドルが使えないのと同じようなものだと思ってください。
通過は紙幣とコイン

バザーやパサールの買い物の時に使う!
赤い色の100,000ルピア(10万ルピア)が一番大きい金額のお札です。
次に大きいお札が水色の50,000ルピア(5万)、20,000ルピア、10,000ルピア。
日本でいうと10万ルピアが1000円札、5万ルピアが500円玉、1万ルピアが100円のような感覚です。
駐車場代の支払い、バレッドサービス(車を誘導している人)によく使う!
一万ルピアよりさらに小さい、色も地味なお金は5,000ルピア、2,000ルピアがあります。紙幣なのに50円くらいの価値ってなんだか不思議です。
金額が小さすぎて使いづらい!
硬貨は1,000ルピア、500ルピア、200ルピア、100ルピアがあります。
沢山小さな硬貨が集まってしまったときは、1,000ルピア分、5,000ルピア分と、大きな額になるように硬貨をあつめてラップで巻いて買い物で使ったりします。
または、近道をしたときに運転手さんが道にいる人にチップとして渡すことがあるので、ドライバーさんに余ったコインはあげてしまってもいいかもしれません。
両替できる場所
銀行が入っている場所であればどこで両替可能です。日本に比べるとかなりたくさんの銀行の店舗が街中で見られると思います。以下、銀行の店舗がある主な場所です。
- オフィスビル
- 空港
- ショッピングモール(銀行が入っている)
- などなど…
日本円、ドル、ポンド、ユーロといった主軸通貨はもちろん、中国円等でも両替できます。
また、為替手数料を抑えたいのであればATMでのキャッシングがお勧めです。海外キャッシングはレートが良く、利息が付く事を考慮しても半額くらいの為替手数料で抑えられます。
セディナカードならpay-easyのインターネットバンキングを利用してキャッシングのローンを前払いできるので利息も最小限に抑えられるので、私はジャカルタに来る前に作りました。ジャカルタから、たとえばシンガポールやオーストラリアに旅行した時の両替にも便利です。

旧札は使えない

10年以上前にバリに行ったときにインドネシアルピアを持って帰ってきていました。しかしこれはもう使えません。もし古いお札を持っていたら、思い出としてとっておくか、適切に処分しましょう。
銀行の金利が高い
インドネシアのどこの銀行も、預金利息がとても高いです。ちょっと前まで6%でした。ゼロ金利の日本とは比べ物になりませんね。
ですが2019年、インドネシア中銀は4回利下げを行い、インドネシアの経済の引き締めを図っている。2019年最後のインドネシア中銀の政策決定会合では、7日物リバースレポ金利を5.00%で据え置く一方、来年も緩和的政策を維持して経済を支援する方針をあらためて示しました。
しかしその反面、リスクもあります。じつはイスラム教では金利はハラム(禁忌)にあたると、先日語学の先生が言っていました。私はイスラム教に詳しくないのですが、厳格なイスラム教の国は銀行に預金しても金利は発生しないそうです。
そういう解釈もあるのだから政局によって金利の取り扱いが今後どうなるかわからないですよね。高金利だからといって安易に預けるとリスクが伴います。
現金より電子マネーが主流
と思うかもしれません。ですがジャカルタ市内に限って言うならデビットカード、クレジットカードと電子マネーでショッピングモールやレストランならどこでも買い物ができます。
私が良く使っているのはクレジットカード、OVOとGO-PAYです。
電子マネーはスマホがあれば簡単に支払いができて、しかも5%~60%のキャッシュバックをしているお店が多いです。
詳しくはインドネシアの電子マネーOVOとGO-PAY両方使ってみての感想。に書きました。
以上、わたしが半年ちょっと暮らしてみて感じたインドネシアのお金のことについてでした。