2歳の娘はいま絶賛パパ嫌嫌期…全然なつかない娘を見て主人が
『可愛いけれど、狂暴。これがワイルドアニマルの特徴です。』とナレーションを始めたので朝から笑ってしまいました。
そんな今日、本当のアニマルを見にジャカルタから車で一時間弱で行けるラグナン動物園に行ってきました。
Contents
支払いはすべてjakcard
車で駐車場へ入ると、入り口でjakcardを購入させられます。持っていれば駐車場代をjakcardから精算します。家族用のバン一台、一日の駐車料金は6,000rpでした。
jakcardとは
ジャカルタのモナスや美術館などの観光地、さらにはショッピングモールの駐車場代や高速代が払える便利なカード。アルファマートやインドマートでチャージできます。
私達は持っていなかったので今回購入することになりましたが、35,000rp だして20,000rp チャージされていたのでカード発行手数料みたいなのが15,000rp かかっていたことになりますね。
入場料金は大人4,000rp
ラグナン動物園の入場料金は大人4,000rp子供3,000rpです。

チケットを買う必要はなく、駐車場でもらったこのオレンジのカードを大人は大人の入場ゲートにjakcard をタップ、子供は子供用の入場ゲートにタップすれば支払い完了して入場となります。
ちなみに、ベビーカーにのせていた娘はお金がとられませんでした。乳幼児は無料だと思われます。
どちらにしてもめちゃくちゃ安い!駐車場代より安い!公共交通機関を使ってねってことでしょうか?先日行った軍事博物館も入場料4,000RPだったので、国立の施設は値段が同じなのかな…。
ちなみに、jakcard をもっているけど残高足りないって場合も、入場ゲートにトップアップブースがあるのでそこでチャージできますのでご安心を。たぶん昔はチケットブースだったんだろうなあ。
動物園のコンテンツ
日本の動物園と同じような動物のラインナップ。ゾウ、トラ、ライオン、キリン、羚羊類、サル、鳥。最大級の齧歯類(ネズミ)カピパラさんもいました。
インドネシアならではの動物はオランウータンとかコモドドラゴンでしょうか。
日本の動物園よりも檻が広くて緑もあり暖かい環境が良いのか、どの動物も日本の動物園よりも生き生きとしているように見えました。


運任せのコモドドラゴン
コモドドラゴンは見るタイミングが難しくて、運が悪いと行ってもゲートが閉まっています。いつや空いているのかよくわからないので運が良ければ見られます。私たちがいったときはゲートが閉まっていて見られませんでした。
トラが沢山いる
ベンガルトラが沢山いました。ホワイトタイガーは2019年3月に訪れた時点では見られませんでした。
沢山いるので、うろうろ歩いているトラ、寝てるトラ、水浴びしているトラ、いろんな姿を見ることができました。
通りかかったところでトラのコーナーの飼育管理小屋へ鶏たちがドナドナされているところに遭遇…ああー!それでトラたちはおなかをすかせて私たちをじっと見てサービスショット撮らせてくれたのか!と合点がいきました。
生きた鶏を食べられるなんてインドネシアのトラは幸せですね。

ゾウとの距離が近い
ゾウさんが凄く近くで見られます。今にも鼻が触れそうなところまで来てくれました。
かなりいい感じのツーショットが撮れました。
緑が綺麗
園内は貯水用の湖や、インドネシアらしい植物がたくさん植えられていて、公園としてもとても美しい作りだと思います。そして市内より空気もきれいだとおもいます。私の両親は植物に興味があったので、ジャカルタに遊びにきたとき、『こっちも芝刈りをビーバー機みたいなのでやるんだねぇ~』と興味を持っていました。そんな草花の好きな方にもとてもおすすめ。密集して生えた竹、マングローブの木、日本では見たことのない色とりどりの花が咲いています。
園内の水辺の動物たちのために貯められた水が、良い感じの風景になっていました。
動物たちが描かれた巨大なレリーフ。
ジョギングコースにしている人がいるくらい、かなり広い
朝早くからジョギングコースとして利用している人もいます。
動物は広すぎて子供を連れて行った場合全部は見られ無いと思った方が良いです。
行く前にママ友に、地図とか事前に確認した方が良いと言われました。
動物のいるエリアを確認すればいいのかなとおもって、園内に入ったところにあるマップをに写真を撮っていったのですが、目印を見てもよく分かりませんでした。
今現在どこのエリアにいるのか教えてくれる現在地情報と園内のマップをリンクさせたアプリケーションとかあればすごく便利なのになぁ…と思いました。
あとは同じ動物がまた別の檻に入れられていたり・・・
ということがありました。でも私は肉食動物が大好きなので大満足でした。
大人だけならレンタサイクルがおすすめ
入口すぐ横に自転車を借りられるスペースがあります。料金は一人乗りなら10,000rp/一時間二人乗りなら15,000rp/一時間です。自転車なら広すぎる動物園も効率的に回れるし、空気もきれいなのでちょっとしたサイクリングに良いと思います。
悪?夢のような空間がある
突如、異様にカラフルな遊園地や、お土産屋さんが現れます。
いままでずっとナチュラルな緑に囲まれていたのに、急に極彩色の空間が現れたので何かと思いましたが、お土産にぬいぐるみなどを売っていたようです。個人的にこういうカオスな空間は大好きですが、夢に出てきたら怖いなと思いました。遊園地は、一回5,000rpで乗り物に乗ることができます。日本のデパートの屋上にありそうなラインナップでした。
衛生面
公園はすごくきれいで、ごみとかも落ちていませんでした。
それに、動物がこんなにたくさんいるのに臭くない!!だってジャカルタって動物がいないけど基本的に下水のにおいがするので本当にびっくりでした。
ただ、トイレはやっぱりローカルの感じなので、出来ればいかないようにしたいです。
飲食スペース
園内にはローカルの飲食店があります。半屋外のような、路面の屋台のようなかんじできちんとしたレストランはありません。そのかわり安く食事を済ませられます。
子供連れの注意点
- ベビーカーで移動するには階段や段差が多い。路面もガタガタ。
- 外を歩き回るので、帽子と水は必須。(水はアクアが園中で売ってるけどね)
- 正午ごろはかなり暑くなるので、出来るだけ早い朝に行くのがおすすめ
ベビーカーでいったんですが、檻の前が急な段差や階段になっていて、持ち上げてあげないと上に登れなかったりするので結構大変でした。それでもジャカルタで歩き回れる貴重な空間で子供も喜んでくれました。
入場料金も信じられないくらい安いので、子供連れで遊びに行くにはとても良い場所だなぁと思いました。でも、歩き回るので、抱っこの赤ちゃんと一緒に行くのは結構大変かなぁと思います。
かなり歩き回って汗をかいたので、お昼のビールが美味しかったです。よね坊にて。
ラグナン動物園 Ragunan Zoo
Kebun Binatang Ragunan
7:30~16:00
月曜定休日