ジャカルタに来てまず悩んだのが、子供の学校のこと。
ジャカルタにはインターナショナルスクール、日系、たくさんの幼稚園があるけど、どこにしたらいいんだろう?
公式サイトをもっていない幼稚園も沢山あるみたいだし、あっても更新されていないところばかり!
悩みに悩んだ悩んだ結果、私はインターのプレスクールに通わせることにしました。
私が学校を選んだポイントや、通わせてみてのジャカルタのインターナショナル幼稚園についてを書こうと思います。
今回の記事内容
- ジャカルタのインターナショナル幼稚園の基本情報
- 選ぶ際のポイント。項目別に優先順位をつけましょう。
- ネットの情報を信じすぎてはいけない。通う前に見学へ行くべし
Contents
ジャカルタのインターナショナル幼稚園の基本的な情報
ジャカルタには大きく分けて、下記の幼稚園があります。
日本人幼稚園 | 日本語を主な使用言語とした幼稚園 |
ローカル系幼稚園 | インドネシア語を主な主要言語とした幼稚園 |
インターナショナル幼稚園 | 英語を主に、マンダリン(中国語)などを教えているところもある幼稚園 |
私はインドネシア語は全然わからないので、日本人幼稚園か、インターにしようとおもって幼稚園の見学をしていました。
インターナショナル幼稚園の種別
インターナショナル幼稚園は下記のような扱いになるようです。ジャカルタもおおよそ同じ区分になると思われます。
Kindergarten | 基本的に小学校付属で0年生という扱い |
pre-school, Nursery | 週2~5日、半日/全日コースなど選択できるところもある |
Day care Center | 日本の保育園、学童クラブのような機能 |
Play Group | 親同伴の育児サークル |
プレスクールは年齢によって預かってくれる時間が異なる学校が多く、2歳クラスなら午前中で終わるところがほとんど。小さい子供ほど早く帰ることになります。中にはデイケアを足すこともできるプレスクールもあります。
インターナショナル幼稚園を選ぶ際のポイント
下記のポイントを参考にして選びました。
- 使用言語
- 園の教育方針(モンテッソーリとか)
- ロケーション
- 施設 (園庭の広さとか、衛生管理、安全性)
- 園児の数(一クラス最大何人か、先生は何人付くのか、国籍の比率など)
- 保育料
あとは子供の性格や、好み、連れて行った時の様子を見てみました。結局我が家は通園時間のことを考えて、ロケーションが一番優先事項となりました。

見学に行ってみたジャカルタの幼稚園の感想
見学や、実際にサマースクールに預けてみて感じたそれぞれの保育園・幼稚園の感想です。
預かり時間は、2歳の娘を預けたのを想定した時間ですが店舗(?)や子供の年齢によって異なります。
Raffles international school
預かり時間:8時半~10時半
月謝予算:5,000,000RP
シンガポールのクリスチャン系の学校。ボランティア活動で親の参加がある。
お勉強がしっかり目の学校で、親も手伝う宿題がある。系列のインターナショナル小学校に上がれる。
Bambino international preschool
預かり時間:8時半~11時15分
月謝予算:8,000,000RP
Fuji preschool(ジャカルタフジ幼稚園)
預かり時間:9時~15時
月謝予算:6,000,000RP
給食やおやつを保育園側で出してくれる。まめにオムツを変えてくれて、子供の様子を見て丁寧に保育してくれている印象。日本の行事を取り入れたイベントを盛んに行ってくれる。
公式イトはこちら。https://jakartafujipreschool.com/
Kinderland preschool
預かり時間:8時半~10時半
月謝予算:4,000,000RP
シンガポール系の学校。こちらも系列のインター小学校あり。アフタースクールが充実している。こちらも親が手伝う宿題があり、毎月親が参加するイベントがある。
Discovery Center
預かり時間:9時~13時(選択可能)
月謝予算:8,000,000RP
同じ国籍の子供は一クラス2名までと決められているため、いろいろな国の子供たちがいる。授業で毎回工作を作ってきて帰ってくれる。お勉強色はシンガポール系に比べると薄い印象。こちらもアフタースクールが充実していて、週替わりでいろいろなスクールがある。
その他の保育園
忙しいママの味方!ローカル系デイケアmy tootsie bearを見学
インターナショナル幼稚園の親の関わり方
昼食は家庭で手作りをしてお弁当を持参しています。イベントや宿題など、親参加でやることが多いです。
宿題
プレスクールはお勉強をしっかりするので、宿題が出ます。子供だけで出来ない、親が手伝ってあげないといけない宿題が多いです。
課題によって写真や、大判の紙等の素材が必要になり最初来たばかりの時は模造紙などの材料をどこで手に入れたらいいのか、写真の現像はどこで出来るのか、そこから調べなくてはならずかなり戸惑いました。
子供の文房具用品はたいていのモールに入っているGRAMEDIAやPAPERCLIPというお店に売っています。
イベントが多い
親も参加をするイベントが多く、大体毎月1回はあります。参加というか、見学?チャリティー、チャイニーズニューイヤー、クリスマス…いろんなイベントが豊富で子供と一緒にいろんな国の文化を学べ楽しいと思います。
ただ、兄弟の多いご家庭だとイベントが重なったときには事前準備から当日まで大忙しです。
誕生日は祝われる側が用意する
日本以外の外国では誕生日の人がパーティーに来てくれた人にプレゼントやケーキをふるまいます。クラスメイトが多いとプレゼントの準備やお祝いのお返しが大変ですが、子供はちょいちょいプレゼントがあるのでとても喜んでくれます。
インターナショナル幼稚園の学費など
学費は学校によってピンキリ。子供の年齢によって異なります。毎月4万~20万くらいでしょうか。シンガポール・中華系の学校は比較的安く、欧米系の学校は目玉が飛び出るほど高いです。サイトを見ても学費が書いてあるところは少ないので、自分の足で学校に行って確かめるしかないです。
OPEN HOUSE(見学会)をどこの学校も3か月に一回は開催しているのでそれに行ってみるのがおすすめです。その日に申し込みをすると入学金や学費のディスカウントがあります。
入学金、学費は1ターム(3か月分)の支払い、+教材費がかかります。どこの学校も送迎バスがあり、学費とは別料金です。
幼稚園の申し込みに必要な書類
- 学校から記入するように言われた申請書類(住所と連絡先、ピックアップする人の登録、子供にアレルギーや持病はないか、など)
- 親と子供の在留カードコピー(KITAS)
- Medical Records(日本の母子手帳の予防接種の記録をコピーで対応可能)
- 父親、母親の名刺(あれば)
- 子供の証明写真
- 入学金、1ターム(3か月分)の学費、教材費、制服代などの振り込み証明
どこも同じようなものだと思うので私が通わせているプレスクールで必要だったものを書きました。学校によって多少異なるかと思います。
証明写真はここで撮れるよ!
ガンダリアやAEONにはFDIという富士フィルム系の写真屋が入っています。700円くらいで証明写真6枚+データCDを貰えました。
学校探しの注意点・ネットの情報は信じすぎない事
- 学費はどんどん上がっていく
- 先生はわりとすぐやめる
- 学校行事の連絡が急
学校の情報はどんどん変更されていく。要見学。
ジャカルタに来る前に学校の情報をネットで調べようと思った時に、あまり学費の情報について書いてないな、と思ったんですが、きてみて理由が分かりました。
インドネシアは年々人件費が高くなっています。なので学費も何年かごとに上がっています。最近、とあるスクールは10%学費が上がり、さらに預かり時間が2時間減ったそう。
最初の条件からどんどん変わってしまうインドネシアらしいリスクもありますので、ネットの情報が古い場合は変わっている可能性が大きいです。良さそうだなと思った学校は必ず見学するか、電話をして確認しましょう。
先生はすぐやめる
学校の先生は結構すぐ変わります。インドネシアでは、同じ職場で働き続ける事は日本ほど一般的ではないので、先生が一斉に辞めたからと言って心配する必要はあまりないです。
学校行事の連絡が急
たびたびドレスコードを指定してこの服で学校に来るようにとのお達しが急に発令されます。バティックデイ、チャイナ服の日(春節)等々…どこにどんな服が売っているのか、対応できるよう把握しておく必要があります。
ジャカルタの幼稚園探しまとめ。我が家の感想
色々悩んで、もう最終的に近場で決めてしまったのですが、今のところ娘は楽しく幼稚園に通っています。日本でも保育園や幼稚園にいれたことが無かったので、どうなることかと入園前は心配もありましたが、子供の方が順応能力は高いですよね…。毎日早く幼稚園に行きたくて仕方がない様子です。
最近は仲の良いインドネシアの友達もできたみたいで、自分の子供時代とは全く違うわが子が少し(いや、かなり?)羨ましいと思う今日この頃です。