ジャカルタに年子の0歳児と2歳児と一緒にやってきました。それまでは実家にいたので、母親に家事を任せっきりだった私…知らない国で一人で子育てなんて無理!!
そう思った私は、絶対にメイドさんを雇おう!と駐在前から決心していました。
インドネシア語はわからないから、英語の話せる人が良い。
知人からの紹介が基本的だし、信頼できる。と聞いていたのですが、知人いない。
こんな私が、英語の話せるメイドさんを雇うことが出来た方法と、実際に雇ってみた感想をご紹介します。
Contents
インターネットでナニーやメイドを探す方法
海外に現地入りする前からメイドさん探し・募集をかけることができる方法です。インターネットを利用した二通りの方法をご紹介します。
①Fecebookのメイド情報コミュニティを利用する
Facebookでは、英語が話せるメイドさん、ドライバーさん限定で応募ができるグループがあります。
そういうグループに参加して募集要項を書いて投稿するとメイドさんからメッセージが来ます。
私が入っていたグループはこちら。
Nanny,cook,driver,expat jakartat というコミュニティです。検索してみてください。
グループ内は英語でのやり取りのみするように注意書きがされています。
また、グループに参加しようとするといくつか質問があります。
質問の英語がそもそも間違っていて若干の不安を覚えつつ、フォームを埋めて送信したら翌日には承認されていました。
3つ目の質問はお手伝いさん向けの質問なので、雇う側はNoted, と書いておけば大丈夫でした。
②Expat.comを利用する
http://www.expat.com/en/というサイト。
こちらは文字通り海外駐在員のためのサイトで、Facebookより英語会話レベルが高い人から応募が来ました。
まずは会員登録を済ませ、(Googleアカウントを持っていれば簡単に作れます。)
左上MENUタブを開き、Jobsから上のページに飛びます。
そこから、
というボタンから募集要項を書いて投稿するとメイドさんから応募があります。私は最終的にこちらを利用しました。インターネット募集のメリット、デメリット
メリット
- こちらから募集がかけられるので、好きな時間、好きな日数、働いてほしい事を事前に要求できる。沢山の中から自分の気に入った人を選べる。
- 人からの紹介ではないので、お断りに気を使わなくて良い。
- ジャカルタに行く前に募集ができるので、すぐに雇い始めることができる。
デメリット
- 知り合いからの紹介ではないので、前の仕事ぶりがわからない。
- 信用できる人なのかわからない。
- 日本人からの紹介だと日本食が作れたりするが、日本人家庭が初めてだとすべて自分が教えなくてはいけない。
こんなところでしょうか…
オフラインでメイドさんを探す方法
つぎに、現地へ来てから自分の足でメイドさんを探す方法を2つご紹介します。
①PAPAYA(スーパー)のメイド募集のコーナーを見る
日本食がたくさん置いてあるPAPAYAfreshgallaryにはメイドさん、ドライバーさんの職探しのチラシが置いてあります。日本人がたくさん行くスーパーなので、前の雇い主が日本人家庭だったというメイドさんも多いと思います。
どんな人がいるのか、お買い物ついでにチラシを見てもいいかもしれません。
たいていの店舗ではレジを出たところに掲示板があり、その付近のクリアファイルに入っています。

②同僚・知り合いから紹介してもらう
一番信用できて、簡単だとおもうのが知り合いからの紹介だと思います。
同じ会社の人から聞いたり、前任の駐在員が雇っていたメイドさんをそのままというご家庭も多いのではないでしょうか。契約書も作る手間が多少おさえられて良いですよね。
同じマンションの知り合いでメイドさんを雇っている人から掛け持ちで紹介してもらうと、メイドさんの移動の負担が減るので交通費が押さえられるのと、そんなに色々やってもらわなくてもいいんだけど、アイロンだけやりに来てほしい。みたいな、フルタイムで雇うほどでもないちょっとしたお仕事も頼めます。
メイドさんを選択・採用するまでの道のり
私が利用したインターネットでの募集は、投稿したら驚くほどのメッセージが来ました。
FBかExpat.comどっちかひとつに投稿したら十分だと思います。おススメはExpat.comのほう。オファー掲載の時に給与と希望時間を最初に書いておいた方がフィルタリングできます。
FacebookはSNSを見るついでに応募しましたーというかんじの応募が多くて、募集とは違う業務内容を希望してくる人もいました。
メイド募集のオファーを掲載した後SNS に連絡が来るので、メイドさんを選びましょう。
以下、私が選ぶときに気を付けたことは以下の通り。
- 最初からきちんと自己紹介してくれる人と会話を進めましょう。
- 前のメイド経験を聞いて前の雇い主の紹介状があれば送ってもらいましょう。
- 紹介状に前の雇用主のメールアドレスが書いてあったりするのでもし本当か心配なら確認してみてもよいでしょう。
そしてこの人が良さそうだなと思ったら給与と時間の相談をしました。
フランス人家庭に10年付き添ったという人は、紹介状もすごく熱心に前の雇い主から書いてもらっていて良さそうだったのですが、とても高い給与を要求してきました。
結局こちらの予算が低くて、向こうからお断りされました。
お金の話がまとまったらいよいよ面接です。
うちは、最終的に二人の候補者と面接をしました。
二人とも良さそうな人でしたが、一人はすでにかけもちで勤務時間のフレキシブルな対応がしてもらえなかったので、交通費をお渡ししてお断りしました。
もう一人のかたはメイドやナニーの経験がありませんでしたが、過去にキャビンアテンダントや赤ちゃんのデイケア施設を経営していたことがあるそうで、とても礼儀正しいかたでした。なので、こちらの方に来てもらっています。
我が家はインドネシア語と日本語で書いてある契約書を作って、お互い内容の確認をして、サインを貰いました。向こうの身分証明書もコピーさせてもらいました。(というか、何も言わなくても向こうから二人目の人は持ってきてくれました。こういうところも、きちんとしているなぁと感じました。)
体験談:メイドさんを雇ってみて良かった!
ジャカルタへ来る前は、子供をメイドさんと二人にして外出なんて絶対にダメ!攫われたら死んでも後悔する!危ない!と周りから言われていました。ですが、雇った方はとてもいい人で、お金を渡してもお釣りを持って帰ってきてくれます。
ある日、娘の制服のファスナーが壊れているのに気が付いた彼女は、家に持って帰ってファスナーを新しいものに付け替えてくれました。
ファスナー代(100円くらい)と、残業代で500円、お駄賃でとっておいてよ、といっても、いいですいいです!と言われ、その日はお釣りが無かったのでいったん受け取って、次の日きっちりお釣りを返してきてくれる、とても謙虚で誠実な方でした。
そんな彼女だったので、半年たった今ではかなり信用してメイドさんだけ家に残して外出をしています。
私が日本語で子供に話しかけるのを聞いてすぐに言葉を覚えて
『ちょっとまってー』とか、『おしまい!』とか子供に語りかけてくれてます。
来る前に物を盗んだり壊したりする酷いメイドさんがいるらしいという話ばかり聞いていたので拍子ぬけをしました。
とはいえ知らない人が家にいるので気を抜かないようにしっかりお金や貴重品の管理はしてください。
まとめ
メイドさんがいると、現地のことを教えてもらえたり、アパートの不具合の対応してもらってとても助かります。
最初は子供を学校に入れてしまってその空いた時間に家事を自分でやろうかと考えることもありましたが、まだ0歳の赤ちゃんがいたので、結局雇うことに決めました。
こちらの人は子供をとてもかわいがってくれて、家事をしているときにうちの子供が
邪魔をしているのですが、絶対に怒らずに優しく接してくれます。
箒の使い方を教えてあげたり、英語の歌を歌ってくれたり、とても助かっています。
なのでうちの子供はメイドさんが帰ると寂しくて泣いている時期もありました。
良いメイドさんと出会えれば、ジャカルタ生活も楽になること間違いなしです。